ハコイリ♡ムスメ『ハコイリ♡ムスメの定期便12月号~年末だし、ハコから出ますよ!私たち。〜』@AKIBAカルチャーズ劇場(20151229)

 年内最後のハコムス定期公演。この1年をランキング形式で振り返りながら進みます。この日も小松もかさんは体調が悪そうで、年末年始でしっかり治してほしい。

10位 初めての浴衣&納涼祭

『secret base~君がくれたもの~』
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 わちゃわちゃしたお祭り感が良かった。皆さんの浴衣姿が最高に素敵でしたが、門前亜里さんの浴衣も見たかった……。

9位 激化するセンター争い

『アンブレラ・エンジェル』
 曲も良いのですが、歌う前のすんごいウキウキしているぽにょがとにかく可愛いのーーー。ウキウキしているぽにょを見たいがためにセットリストに含めてほしいくらい。センター争いをしているのは珠希さんとぽにょしかしていないと言ってますが、いやいやみんなセンター狙ってるでしょ。

8位 ハコムス1周年&門前亜里卒業

『君の歌、僕の歌』
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 8位だったかー。1年前のぽにょの細さに会場全員びっくり。成長期だからねー。小松もかさんがドジ踏みまくるという門前さん卒業公演での『ありがとう』の思い出話が出たので、もしかしてと思ったら歌ったのは『君の歌、僕の歌』でした。DX劇団ハコムスで最近何回も聴いているので久しぶり感は無かったけど、神岡実希さんの2番サビが大好きなので、神岡さんの不在を強く感じてしまいました。ぽにょの歌が力強くて良かった。1年前とは比べ物にならないぐらい皆歌が上手くなってて、ハコムスの成長に感動。

7位 1泊2日の群馬バスツアー

『なかよし』
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 宴会の後に、門前小松鉄戸がマネージャーさんに呼び出されて宴会で滑ったことをめっちゃ怒られたというエピソード。部屋に戻ってからも寝てる珠希さん以外で反省会をしたとの話を聞くと、最高のバスツアーになったのはこういう陰の努力があったからなんだなと、ちょっと感動。あんな2日間はこれからも無いんじゃないかと思うぐらい楽しい時間に終わりが無くて、そういう時間を作り上げるためにハコムスが頑張ってたんだなとか、そういうこと考えてたら、この怒られた話が2015年いちばんいい話っぽく思えてきました。ありがとう。
 直後の曲紹介で菅沼もにかさんが「思い出を胸に私達は心から歌います」と綺麗に繋いで、でも菅沼さんが言うとなんだか馬鹿にしているように聞こえなくもなくて笑ってしまったよ。
 『なかよし』は何度聴いてもエモい。初めての披露、バスツアー、門前さんの卒業公演、TIF、たくさんの思い出があります。それらが積み重なって、見る度にステージが眩くなる。最初は大縄の中は6人だったのが、5人になって、今は4人。先日の土浦はメンバー欠席で3人と、大縄跳びっぽい大勢での一体感は少しずつ薄れている気もするけど、欠けていったものを補うように思い出が増えていって、縄を跳ぶ重みは変わらないように思います。最初の菅沼もにかさんの歌からピュアが結晶化したようなキラキラで、無条件で泣きたくなる。最高。いろんな場所で歌ったけど、いちばん記憶に深く残っているのが群馬バスツアーでの2日目、森の中でのライブでの『なかよし』で、あの2日間の楽しさの集大成みたいな、かけがえのないものでいっぱいの時間だった。

6位 初めてのオリジナル曲&MV撮影

『微笑みと春のワンピース』
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 うれしい。なんだかんだでオリジナルの中では『微笑みと春のワンピース』がいちばん好きです。そして2015年のハコムスを語る上で絶対に外せないのがからあげ戦争でしょう。MVよりもからあげ戦争動画のほうが再生回数が多いという事実が笑える。

5位 DX劇団ハコムス

『さよならのプリエール』
 怒られまくったというエピソード。プリエールは間奏でぐっと沈み込んでからのサビが素晴らしい。バシッと焦点が合ったときの心の奥でガッツポーズしたくなる静かな感動が大好きです。皆の見上げる視線の美しさよ。

4位 たくさんの野外ライブ&初めての遠征

『約束のポニーテール』
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 本当楽しかった。どれも思い出深いライブばかり。
 カバー新曲は三浦理恵子の『約束のポニーテール』でした。そのときになって初めて鉄戸さん以外の5人がポニーテールだということに気付きました。改めて見るとみんな可愛い。ポニーテール大好きおじさんなのに全然気付けてなかったわ。可愛い曲なのに珠希さんお気に入りという前振りが面白くて、どんだけ可愛いのだろうと思ったら、本当に珠希さん可愛い。意識して柔らかく可愛い歌声で歌っていて、珠希さんはそういう使い分けが上手い。切ない歌だけど、遠い夏を焦がれるようでとても爽やか。ハコムスのカバーにはいつも新鮮な出会いがあって、2015年最後も素敵な出会いを届けてくれて感謝。大好きです。
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3位 阿部かれん加入

『いじわるねDarlin'』
 阿部かれんさんが、初めて会ったときからこの子となら話せるなと完全に舐められてた小松もかさん最高。歌うのは阿部ちゃんセレクトで阿部ちゃんセンター曲。

2位 TIF初出演

『海へ行こう 〜Love Beach Love〜』
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 TIFはハコムスの全ステージを観ました。どれも素晴らしかった。門前亜里さんが卒業したばかりで、まだ自分の中に引きずるものがあったのに、彼女達はその自分の未練を気持ちよく断ち切るように、夏の暑さよりも明るく前を向いていた。年の瀬の『海へ行こう』もTIFを彷彿とさせる爽快感と泣きたくなるくらいの眩しさがあった。この日の最高到達点。ステージを幅広く使って、ダンスも全員とてもダイナミック。阿部かれんさんは手足の長さが映えるダンスで、思いきりのよい躍動感がすごかった。そんな阿部ちゃんを見てると、加入直後の泣いたりしてた頃の阿部ちゃんから、ちゃんと自分のパートをしっかり歌えるようになった今の阿部ちゃんへの成長をすごく感じ取れて、また泣きそうになる。「君に出会えてよかった」と歌われる度に、何度だってその通りだよと頷きたくなるし、跳ね上げる足が飛ばす熱い砂が見える。

1位 CD4枚リリース&初めてのリリイベ

『夏に急かされて』
 1位はCDリリースということで、去年の夏に往年のアイドルソングをカバーするアイドルとして結成されたグループが、オリジナル曲を作ってCDをリリースするまでになったのは感慨深い。そして歌われるは『夏に急かされて』。わかりやすい感じで珠希さんのテンションが上がるのが最高。2015年を締めくくる『夏に急かされて』は最高の上の最高でした。夏に届けとばかりにシャウトする珠希さんマジLove Peace Worldだし最高すぎるでしょ。でもハコムスのパブリックイメージが…(苦笑)。


 2015年の出来事ランキングということで、曲と曲の繋がりは無くてぶつ切りなライブの印象でしたが、それでも当時にちなんだ曲を歌われるといろいろなことが思い浮かんで、グッとこみ上げてくるものがあります。公演後の自分的に今年最後となる握手会で、鉄戸美桜さんから「亜里ちゃんがいなくなっても来てくれてありがとう」と言われて、もう胸いっぱいです。2015年もありがとうございました。




追記
 最後に『夏の友達』聞きたかったわー。