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青い空、駆け出したハコムス


 ハコムス最高でした!! 最高の最高だったよ。泣いた瞬間から涙が乾きそうな真夏の暑さの中で太陽よりもハコムスは輝いてました。寂しさも切なさも心細さも、すべての感傷を遠い空の向こうに追いやるぐらい全力で駆け抜けたハコムスがいて、本当に楽しい2日間でした。ありがとう!!


 ハコイリ♡ムスメ初めてのTokyo Idol Festivalでした。TIFの会場でチラシ配りをしてから1年後、今年のTIFでは2日間4ステージでライブと、大きく成長したハコムス。お母さん的な立場でハコムスを引っ張ってきた門前亜里さんが卒業して直後のTIFです。7人でちゃんとやれるかな、暑さにへばっちゃわないかなと、始まる前は心配もしたけれど、いやいやそんなことまったくの杞憂でしたね。


 ライブへの期待は高まりますが、TIF初ライブの前にハコムスはかき氷イベントがありました。TIFに出店したyeloにてかき氷をお渡しするというイベント、かき氷とハコムス両方とも大好きな自分にとって、うれしすぎるイベントであったので尻尾を振りながら参加したよ。納涼祭に続いて2日連続で1000円のかき氷であったものの、こちらは普通に店舗で食べても1000円弱するので、それを大好きなハコムスからお渡しされることを考えれば実質無銭といってもいいでしょう。イチゴミルク、マンゴーミルク、抹茶、ティラミスの4種類があって、自分はマンゴーミルクと抹茶を選択。それらかき氷を渡してくれるハコムスはというと、夏の新衣装に身を包んでいて、まあ眩しいぐらいに素敵です。よく見ると純白というより少しオフホワイトなんですね。かき氷を食べなくても、彼女達がお給仕している姿を眺めるだけで癒されそうですが、そうはいっても夏の炎天下、涼しくなる食べ物を欲するのは当然で、まずはマンゴーミルクを頂きました。かき氷を受け取るときにハコムスメンバーと喋れるという、まあ握手会などとほとんど変わらないシステムで、彼女達の新衣装がとにかく可愛いので、内山珠希さんとは終始衣装の話をしちゃいました。いろいろ話していると後ろの方からかき氷が出来上がったとの声が聞こえて、それをメンバーから受け取るという仕組み。専門店のかき氷だけあって、普通に美味しかった。まさかアイドルフェスでこんなフワフワのかき氷を食べられるとは思っていなかったので感激です。ソースよりも、とにかく氷がうまいなと、しかもそれを可愛いハコムスから受け取れるなんて、と幸せな気持ちになりながらあっという間に完食。続けては鉄戸美桜さんからの抹茶。最近になって鉄戸さん好き好きアピールをしているので、なんだか鉄戸さんも優しく接してくれているような気がします。門前亜里さんがいなくなって、これからはハコムス箱推しおじさんかなと思っていますが、それでも門前さんと強い絆で結ばれている鉄戸さんは少し特別という気持ちがあるので、鉄戸さんの優しさにうれしくなります。抹茶も美味しかったよ。かき氷大好きなので、TIF関係なくても、ハコムスにはまたこういうイベントを開いてほしいです。



 ハコムスかき氷で既にTIFを満足している感が出まくってしまいましたが、ライブはまだで、ハコムスの初TIFライブは屋内のドールファクトリーでした。ハコムスの次がアイドリング!!!ということでTIFでは悪名高いリンガーに戦々恐々していましたが、なんとか端っこでも見やすい位置を確保。

  1. 夏に急かされて
  2. アンブレラ・エンジェル
  3. なかよし



 7人のハコムスでの大舞台、1ステージ目から最高でした。『夏に急かされて』で夏に駆け出した彼女達に鼓動を速くさせられて、一気に世界は青い海へ。白い夏衣装が眩しいです。『アンブレラ・エンジェル』は日傘のくるくる回る舞いが美しい。背の高い阿部かれんさんが日傘を操ると優雅そのもの。緩急のある選曲にこちらの心も和やかに揺れ動きます。そして最後、会場の全員がいつまでも笑顔でいられるように的なことをぽにょ(だったかな?)が言ったときの僕の中のどよめき。まさか、とは思いつつもハコムス全員が「せーのっ!!」と合わせて叫んだタイトルは『なかよし』でした。それ歌っちゃうかあという天を仰ぎたくなる気持ち。門前亜里さんもいた8人で最後に歌ったときから、また一歩彼女達は前に進みます。歌い出しの菅沼もにかちゃんのキューティクルがかかったような歌声が可愛すぎて、かき氷よりも早く心が溶けそう。7月のあのときを思い出して、今の7人の笑顔を見て、いろいろな気持ちが心に渦巻いて、楽しいフェスであるはずなのに感傷の波に攫われて、ちょっと泣いた。胸いっぱいになってドールファクトリーでのライブ終了。1ステージ目から感無量です。もうこのまま帰ってもいいぐらい。




 2ステージ目は野外、フジテレビ前のマイナビステージでのライブ。時刻は夕方でもまだ暑さの残る中でのライブでした。

  1. はんぶん不思議
  2. 微笑みと春のワンピース
  3. レモネード・キッス



 始まりは『はんぶん不思議』でした。真正面で観ましたが、みんな表情が良い。あぁ、この子達は女優さんなんだなと、歌詞に合わせての表情の機微に目を奪われます。憂いを帯びた小松もかさんの瞳が渇いた心に潤いをもたらしてくれます。このステージは春の衣装で出てきて、それが穏やかな選曲と相まって、とても優しい雰囲気にその場が包まれていました。『微笑みと春のワンピース』も阿部かれんさんからの神岡実希さんの歌がとても良かった。


 夏の夕暮れに響くピアノのイントロ。菅沼もにかちゃんのキスで世界が花開く『レモネード・キッス』。最高…。『レモネード・キッス』大好きすぎる。『夏に急かされて』のインパクトの強さに押されがちですが、ハコムスらしさが自然なかたちで表現できている『レモネード・キッス』が僕は大好きです。ハコムスの素敵な笑顔を見れて、いい夕暮れだ。優しい気持ちになってTIF1日目終了。




 2日目はまずガンダム前のステージから。暑いよ。1日目よりも暑いのではないかというほど、まだ午前中なのにとんでもなく暑い。そこに現れたのが純白のハコムス。清純な佇まいが、茹で上がりそうな身体を涼ませてくれます。よく見ると本当に純白なのは我妻桃実さん(ぽにょ)だけで、他は薄いオフホワイトの衣装。

  1. 抱きしめて
  2. 避暑地の森の天使たち
  3. レモネード・キッス



 今回のハコムスは灼熱のお台場に高原の避暑地を召喚しました。爽やかなハコムスを観ていると涼しく、、、ならねえ…(泣)。やっぱり暑いよ。バスツアーで行った渓流の森の中で観たいよ。でもこの3曲の流れ大好きだ。清流です。神岡実希さんのお嬢様感がとても映えます。ただし、誰もがこのステージに立ったらやりそうなガンダムの寸劇が中途半端すぎて、これならやらないほうがよかったかも。女優志望のアイドルグループなら、もっとシリアスに突き詰めるか、マニアックなところにいかないと。これだとガンダム前のアイドルあるあるで終わってしまって、ハコムスらしさが出てない上にありきたり感を見る人に与えていて、非常にもったいないと思いました。


 とまあ、寸劇以外は最高でした。『レモネード・キッス』は本当大好き。ハコムスメンバーが初めてこの曲を聴いたときに真っ先に「可愛い〜!!」と可愛い声を上げた門前亜里さんが思い出されます。『レモネード・キッス』は森組と海組に分かれて、片方が歌っているところをもう片方がその周囲をくるくる回っている様がとても綺麗で大好きです。森の妖精のよう。新曲2つに合わせて、TIFには森セットリストと海セットリストを用意しているらしく、森セットリストの癒し効果がすごい。白く舞うハコムスの歌声を浴びて、本当に森林浴しているみたいです。暑いけど、それ以上に心が静かな幸福に包まれたライブでした。




 そしてハコムス4ステージ目、最後でもありこのTIFの集大成でもあるライブがスカイステージでした。昼の14時、太陽と青空しか無いビルの屋上のステージは、この場所こそ夏のど真ん中。いや、暑かったわ…。でもハコムスが出てきたらそんなこと気にならない。白い!! 眩しい!! 夏、最高!! ハコムスがステージに上がった瞬間優勝を確信。

  1. 夏に急かされて
  2. 夏休みは終わらない
  3. 海へ行こう~Love Beach Love~



 ハコムスは季節感を大切に、その時々の風の匂いが作り出す物語を情緒豊かに描くことでハコムスらしい世界を築き上げています。スカイステージでもその姿勢は忘れずに、でも夏にフルスロットルして飛び出したハコムスがここにいました。当然主役は、内山"Love Peace World"珠希さんでした。センターの珠希さんがとにかくかっこよくて最高の最高。登場した瞬間からスカイステージを完全に支配していました。ちょっと背を反らせて堂々と太陽に立ち向かう珠希さんこそ夏の女王様。歌われる『夏に急かされて』も屋上の青空にぴったりの曲。夏の鼓動に舞う皆さんの白いきらめきがとても眩しい。最高だよ……。間奏での珠希さん「Love Peace World...」も完璧に心を撃ち抜いてきます。


 ハコムスTIF最後の曲は『海へ行こう』でした。やっぱりそうだよね。白く眩く歌い踊るハコムスは、夏とひとつになって僕らの前にいました。大好き…。本当、足の裏だって焼けそうなスカイステージで、太陽に負けないぐらい輝いていたハコムスが最高でした。君達に出会えてよかったよ…。


 7人としての新しいハコムスは、つい先日1人抜けたことがわからないぐらい一致団結して、素晴らしいライブを見せてくれました。門前亜里さんのいたハコムスがあっという間に遠い過去になっていて、それはとても切ないことだけれど、これが夏の少女達の成長物語なのでしょう。素晴らしいことです。


 こんな楽しいTIFは初めてってぐらい、とても楽しいTIFでした。TIFはDDのお祭りだとよく言われ、そういう楽しみ方が合うようなフェスであることは否定しないけれど、ひとつのアイドルを追いかけるのはめっちゃ楽しいよ。なんだか一緒に夏の大切な瞬間を作り上げてる気さえしてきます。そうやってTIF2日間にわたってずっと見続けたハコムスは、全然飽きることなく、毎回新しい世界を見せてくれて、さらに好きを加速させてくれました。


 ハコムスから門前さんが卒業して、ハコムス熱が醒めるかなと思ったけど、そんなことまったくない。TIFのハコムスを観て、もっともっと好きになった。最高の夏のスタートをありがとう。この夏は燃え尽きるしかない。










追記
 TIFはハコムスをメインで回りつつもいろんなアイドルを見て、正直ハコムスは歌もダンスもまだまだ未熟で、すごいグループは本当にすごいんだなと圧倒させられたわけで、特に印象に残ったのはさんみゅ〜とわーすたでした。さんみゅ〜は僕の知ってた頃とまったく変わって、がっつり踊れててびっくりですよ。わーすたは今年のカルチャーズ新人公演に出てるけど、全然新人じゃないパフォーマンス。