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神岡実希さんのハコムス卒業が近づいてきた

 先日の月曜日5/15にAKIBAカルチャーズ劇場で行われたハコイリ♡ムスメ月曜定期公演『Respect for おニャン子クラブ(ソロ)』に行ってきました。いい公演でした(いい公演じゃなかったらブログ書かないですしね!)(と書きつつ斉藤由貴公演も素晴らしかったけど書いてない泣)。ハコムスのカバーするアイドルソングはほとんど知らない曲ばかりで、それはおニャン子ソロ曲もそうで、初めて歌われたときはどれも新鮮に受け取れるものでした。そしてオリジナルが歌われた当時の思い出はなくても、今はハコムスが歌っていた思い出がたくさんあります。『深呼吸して』のコーラス、とても綺麗だったな。


 この日の最後に歌われたのが高井麻巳子さんの『シンデレラたちへの伝言』でした。カルチャーズ劇場での私のいつもの定位置である最前の下手にいて、この曲のとき、ちょうど神岡実希さんが目の前に来て歌ってくれました。『シンデレラたちへの伝言』は2014年の新人公演のときから歌っていた曲です。新人公演の頃、ハコムスの初めての夏、今と比べたら幼い神岡さんと今はもういない人も含めたハコムスの面々を思い出してしまい、その懐古があまりにあざといなと自分自身感じてしまったのにはちょっと泣き笑いのような気分になってしまいました。いかにも古参の義務感だとばかりに過去を想起してしまったことになんだか自己嫌悪です。もっと今を見てあげたい。いやあ、でも神岡さん成長しましたね。


 『シンデレラたちへの伝言』のサビの終わりで神岡さんと目が合ったような気がしました。たまたま視線の先に私がいただけだと思いますが。神岡さんとの楽しかったこととか悔やんだこととか、いろいろな思いが流星雨のように頭の中で一瞬流れては消えました。ちょっと泣きそうになった。歌い終わった神岡さんもちょっと涙ぐんでいるように見えました。何を思ってのその感情なのかはわかりません。ライブの後に今日の神岡さんとても良かったよと伝えたかったけど、私が買う前に特典券が売り切れてしまったので伝えられなかったのが残念でした。


 結局神岡さんとはあまり距離が縮まらずに、そもそも縮まることがいいことなのかはわからないですが(ということを最近思うようになってきた)、神岡さんはハコムスから去ろうとしています。むかーし神岡さんに失礼なことをしてしまったのでその後悔もあって私も神岡さんに対してぎこちなくて、たぶん神岡さんも気付いているはずで、それが2人の間の空気の壁となり、双方が差し出した手は空を切って掴み損ねたまま、別々の方向に歩いていくだけなのかもしれません。気にしすぎかな。


 この公演でやっと神岡さんがあと少しでいなくなるという実感が出てきました。今更気付いても残された会える機会は限られているのですが。だけどこの公演を見られたことは本当によかったと思います。門前亜里さんが出た最後の平日定期公演をちょっと思い出しました。あのとき歌った『レモンドロップ』での感情の昂ぶりと似たようなのが『シンデレラたちへの伝言』にもあったと、終わって少し経った後気付きました。最後ではない公演でグッとくる体験が出来たことはとてもよかった。あと少し、神岡さんをしっかりと目に焼き付けたいと思います。

2017年春のハコムス

 4月になり、新しいハコイリ♡ムスメが始まりました。4期新メンバーが3人加入、しかし鉄戸美桜さんと阿部かれんさんは学業優先のため活動を縮小し、神岡実希さんは5月にハコムスを卒業します。7人いたオリジナルメンバーの内、残っているのは3人のみ。遠くまで来たものだと思わずにはいられません。


 1年前の春を繰り返しているかのように、緊張した面持ちでステージに立つ新メンバー3人を見ながら、私達と同様にその初々しい姿を見守る去年加入した3期メンには頼もしさがありました。とは言っても新メンバーは意外としっかりした立ち振る舞いでびっくり。相当練習してきて、相当緊張して臨んだのでしょう。4期メンは三者三様の良さを既にこの公演で見せてきてるのがすごくて、本人達の素質なのかそういうレッスンを積んだからなのかはわかりませんが、ハコムスとしてのデビューからしてきらめいていました。塩野虹さんの可愛らしい声とオーバー気味のパフォーマンスは愛らしいですし、緊張の中にも笑顔を忘れない寺島和花さんのほんわかした雰囲気には癒されます。ハコムス最年少である12歳の戸羽望実さんは、小学生らしからぬ整った顔立ちで見た目からは幼さをあまり感じさせず、ちょっと低めの歌声が私は好きです。戸羽さんは岩手住まいで岩手から通っていることもあってレッスンの機会も少ないそうで、定期公演では感じなかったのですが、私が行ったGW前半のライブではまだまだパフォーマンスが覚束ない場面もありました。しかしまあ、とにかくこの時期覚えることが多すぎるのは毎年恒例なので、なんとか乗り切ってもらえればなと思います。


 今季の衣装は花柄でとても可愛らしく、花柄も青や紫の花が混じっているのがとても好みです。スカートは花柄の上に白いレースがレイヤーで重なっているのが光を飽和させているようで、野外の太陽の下で見ると本当に眩しさの中に君がいる状態でして最高という気持ちにしかなりません。圧倒的にアイドルが光であることを意識させられ、つまり我々は光を際立たせる陰なのですが、星々を見上げるようにそういうアイドルの眩さを見上げることに弱い自分としては今のハコムスは最高のアイドルグループとなっています。メンバーそれぞれ頭にも花の髪飾りを付けていて、春らしい華やかさを纏っているのが素敵ですが、そんな彼女達が野外で踊っていると春に祝福されていることを全身で喜んでいるようで、見ていて幸せに満ち溢れてきます。最近の中ではいちばん好きな衣装です。


 オリジナル新曲の『旅をつなげて』はスローテンポの優しい曲で、歌い継がれていくことをイメージした曲です。ぽにょが未来のハコムスにも歌ってほしいという感じのことを言っていたのが印象的で、そういう時の流れのある一点に私達は立っていることを俯瞰的に捉えつつも、目の前の現実として私達は今走らなければならないこともわかっていて、どの視点から見ても輝いているような良さがありました。フォーメーションなどを見ると、ある一面としては神岡実希さんの卒業に向けての曲として捉えることもできますが、もっと大きな流れ、ハコムスのこれまでの積み重ねを描いているからこそのぽにょの言葉だと思います(ハコムスの歴史は即ち神岡さんのいたハコムスの歴史でもあるのですが)。


 ハコムスに限らずライブを見ていると、これまでの過去とこれからの未来が今目にしているステージに重なって見えてくることがあり、そういう瞬間が私は好きです。ハコムスが『旅をつなげて』を歌っていたときも確かにその瞬間がありました。歌詞というよりも、メロディーやリズムに起因しているようで、完全に自分の思い込みでしかないのですが、その場にいた個々人それぞれにある記憶や思い出が共鳴したかのような身体の内から震えてくるような感覚に襲われました。定期公演の前日に乃木坂アンダーライブを見て、歴史の重みに敏感になっていたからかもしれません。懐かしい曲を聴くときにそのような時の流れの重みに気付かされることはあっても、初めて聴いた曲でそう思わされたのに驚きつつ、そういう感情にさせるに至った今のハコムスは改めて良いグループだなと感じました。


 新しいハコムス最高です。ハコムスはこれからもずっと続いていくのだろうなということを信じさせてくれる素晴らしさがありました。これからどうなっていくのかとても楽しみ!!


www.youtube.com


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junkink『Rebeat』

 不慮の事故で死んでしまった男が生き返ろうと、死神と一緒に頑張る話。葬式はいつだって喜劇。門前亜里さんは死神の一人で、ゴスロリ衣装でツインテールという珍しい恰好で、つまり門前さんかわいい。誠実に生きなければと思わされた次第。唐突に挟まれる門前さんの長台詞は、それは消失というものが常に突然であることを暗に示しているようで、鋭く悲しく響いてきた。