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新年の挨拶と佐藤詩織さんをしーちゃんと呼ぶことがまだ恥ずかしいことについて

勝負は本当に、今年だと思います。


昨年の濃い1年で学んだことを生かし、
もっともっと成長して行かなければなりません。




それには、欅坂46
32人が力を合わせていく必要があるし、


何より、今までの様に、欅ファミリーの皆様の応援が必要です!





どうか、2017年も私たちの応援宜しくお願い致します!

www.keyakizaka46.com


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 遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。年末年始は実家に帰っていました。実家の家庭菜園ではブルーベリーやさくらんぼ、みかん金柑柚子などを育てていることは知っていたけれど、りんごまで植えていたことは初めて知った。フルーツパーラーか。紅白は録画で見ました。乃木坂46は辞めてしまう橋本奈々未さんにフォーカスしてしまうのはしょうがないなと思いつつ、果たしてそこにどれだけの視聴者が思い入れがあるのか、私は『きっかけ』を歌ってほしかった。そして欅坂46の『サイレントマジョリティー』は2016年を締めくくるに相応しい完璧なパフォーマンスだったのではないでしょうか。キマりまくっていた。誰も敵わない。最高だ。そんな世界には愛しかない気持ちで迎えた新年、実家ではずっと欅坂のブログを読んでいました。他にすることがないの。佐藤詩織さんのブログを最初まで読み終えました。『二人セゾン』とワンマンライブを経て、私は佐藤詩織さんを完全に好きになってる。初期の頃の佐藤さんのブログを読んで、あの頃が悪いわけではないと断った上で、今の佐藤さんはとても素敵だと断言できます。しっかりと自分を取り戻していて、それが最近のブログにも表れています。やはり『二人セゾン』でフロントに選ばれたことが自信を生んだのでしょう。そんな佐藤さんの文章は暖かく優しいです。ステージでのパフォーマンスと同様に文章にもしなやかさがあって、なおかつ選ぶ言葉が生み出すリズムがとても可愛い。一筋の途切れない清流のように、読んでいてテンポよく入ってくる心地良さがある。そして何より、感謝の気持ちに溢れています。溢れすぎ(笑)。私が不安を覚えるぐらい佐藤さんはブログで周りに感謝しています。今の欅坂のものすごい勢いを見ると、感謝してもし足りないという、そう思わざるを得ない感情は十分わかります。だけどちょっと怖い。感謝は大事ですが、今の仕事に適応しすぎているんじゃないかなとちょっと心配になります。もう少し気楽にと外野の私は思ってしまうのですがやはり難しいですよね。だって『二人セゾン』でやっとフロントに立てたのです。フロントにいたから、私は佐藤さんの素晴らしさを知ることができたのです。今スポットライトを当てられていても、いつ影に隠れるかわからない。『サイレントマジョリティー』の頃の悩んでいるブログを読むと、今も実は崖っ淵なのではないかと思ってしまいます。だから感謝する気持ちもわかります。ネガティブに考えすぎかな。感謝の裏で佐藤さん自身も怖さを感じているのか気になります。そんな感謝しまくりの佐藤詩織さん(ほんとはしーちゃんと呼びたい)に感化されたのか、私も欅坂に感謝したい気持ちで今はいっぱいなのです。握手会に行って私も感謝の気持ちを伝えたい。私は去年初めて乃木坂46の全国握手会と個別握手会にそれぞれ1回ずつ行きました。参加してみて、こういう握手会はもう行かなくてもいいかなと思いました。実際に参加して、メンバーはこうやって一日中握手しているのかということが想像でなく実感として重くのしかかってきて、その場の一員としていることが結構つらかった。あと、握手会とは握手するイベントとわかっていても、握手するだけの握手会が苦手です(?)。テンションの持っていき方がわからない。例えばリリイベなどでミニライブを見て良かったから、その感想を述べるために高まった気持ちのまま握手するとか、そういうきっかけが乃木坂のような大規模な握手会にはないのが自分には厳しい。乃木坂欅坂ほどではないアイドルの連日リリイベなどに慣れきったオタクなので、理由(ミニライブ良かったから)と結果(握手会に参加)がダイレクトに結びついた現場でないと生きてゆけないのです。(坂の全国握手会はミニライブがありますが)握手するためだけにどこかに赴くのが億劫で仕方なかった。そう、これまでは。しかし2017年の私は違う。今の私はまだまだ欅坂ワンマンライブの感動が胸の内に熱く燃えていて、感謝を伝えたい気持ちでいっぱいです。佐藤詩織さんに負けないぐらい感謝の気持ちに溢れている。年を跨いでもまだ消えない感謝がある。だから、人混みは大嫌いですが、来週の全国握手会に参加することを決めました。本当は個別握手会にも参加したいのだけど、もう佐藤さんは完売なので仕方ありません。とにかく1月21日に佐藤詩織さんと向き合って感謝を伝える、そのために2017年を生きているのだというぐらい、マジで言いたいことがあるんだよという決意で幕張に向かうつもり。正直なところ、握手会の売れ行きとかで一喜一憂するメンバーを見ると、ちょっと違うなと距離を感じることはあります。しかしこれが現実なのは変わりなくて、そういうルールの上でメンバーは頑張るしかないのはわかっているのですが、握手会がメインになってほしくない。やはりステージで輝いている姿をもっと見たいです。パフォーマンスで感動したい。どんなに遠くても、それ以上に強く輝けば、誰かの希望となりうる、そういう可能性がステージにはあります。光は必ず届く。そしてそれは人を変える力があると私は信じています。ずっとバレエをやってきた佐藤さんも信じているはず。『二人セゾン』の佐藤さんは私を変えてくれた。これからの未来の、自分の、それから世界の変化をもっと体験したい。だから、歌って舞うことが原点であることを忘れないでほしい。思い返しても、本当にワンマンライブは素晴らしかった。あの有明で、美しい瞬間を永遠に刻むかのように躍動していた欅坂の皆さんは、確かにあのとき世界で一番輝いていて、世界には愛しかないことを信じさせてくれた。そういう瞬間をこれからも欅坂で出会いたい。佐藤さんもブログで書いていましたが、今年こそ勝負の年です。いい曲をもらって、それをさらに飛躍させるようなパフォーマンスを見せてくれたら、もっと好きになれるし、もっと素晴らしい世界になると思う。というようなことをたった数秒、体感で一瞬のうちに握手会で伝えられるとは思っていないけれど、なんとか佐藤詩織さんと欅坂に感謝している人間がここにも一人いると伝えるために来週幕張に行きます。待っててしーちゃん!!

2016年まとめ

ハコイリ♡ムスメ

 2016年のハコムスは激動のハコムスだった。2人卒業し、3人加入し、1人謹慎し、1人は加入前にヤンキーであることが発覚(泣)。4月に小学生が加入したときはどうなるかと思ったが、若いほど成長が早いということを証明するように、3人の新メンバーの成長に喜びを見い出すような1年だったと思う。まさか星里奈さんが歌の中心メンバーになるなんて、加入した頃の緊張しまくっていた顔からは想像できなかったわ。タワレコ内のレーベルであるペンギンディスクに所属し、CDリリースに伴うリリイベツアーはメンバーの新たな一面が見れたりしてよかった。今年ハコムスが新しく歌ったオリジナル曲はお世辞なしにどれも好きですし、カバー曲の中では『お引っ越し』と『土曜日にタマネギ』が好きです。正直なところ、私は内山珠希さんの卒業で燃え尽きてしまった部分もあるのだけど(珠希さんの卒業公演は2016ベストライブ)、それでも義務感を感じない程度でハコムスに通っていると、その季節と共に移ろいゆく少女心に癒されるのでハコムスを好きな気持ちは変わらず。まあ私のことは置いておいても、新しいファンは確実に増えているし、やってることに間違いはないので、あとは届いてほしいところにちゃんと届けられればさらに人気が増えていくのではないかなと。
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乃木坂46

 まさか今更自分が乃木坂にハマるとは思わなかった。今年は乃木坂で3回遠征した。遠征楽しかった…。初めて握手会にも行った。握手会はもういいかな…。モバメも取り始めた。寺田蘭世さん(と鈴木絢音さん渡辺みり愛さん)が好きなので選抜よりもアンダー寄りのオタク。ライブで見た伊藤万理華さんのパフォーマンスの気高さに衝撃を受ける。神宮バースデーライブで近くに来た西野七瀬さんからハートを受け取って放心したのも良い思い出。実際2016年の乃木坂に私の好きそうな曲がほとんど無かったので、寺田蘭世さんを好きだからなんとか追いかけている状況になってしまっている。最初の熱量は大きかったが、早くも冷めそうな気配。いい曲をください。
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欅坂46

 乃木坂を好きになって、乃木坂にもどかしさを感じるようになったら欅坂に流れますよね…。とにかくトータルプロデュースが素晴らしい。シングル表題曲がいい曲というのがなんと幸せなことよ。在宅で満足していたのだが、TIFのスマイルガーデンで見た欅坂に思いの外感動。クリスマスの初ワンマンライブを2回見たが最高の最高。欅坂の勢いに圧倒されたライブだった。欅坂は全員好きという姿勢だったがワンマンライブを経て佐藤詩織さん推しになりそうです。
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よかった買い物

  • chromecast。在宅が超捗る。

よかった本

  • 植本一子『かなわない』

 有無を言わせず圧倒される生き方。

かなわない

かなわない



よかった映画

 あまり映画は見なかった。『シン・ゴジラ』も『君の名は。』もよかったが、それを超えて『この世界の片隅に』が素晴らしかった。そして『この世界の片隅に』にも通じる、日常をただ生きるだけでも尊いことを描く『恋人たち』は、こういう映画に出会えたことに感謝してもしきれないほど救われた。



よかった演劇

 演劇もそんなに見なかった。好きな乃木坂が好きな作品をやるということ以上に、『墓場、女子高生』は素晴らしかった。最後の鈴木絢音さんのコーラがとても印象深い。『ロミオとジュリエット』は逆再生することで物語の輪郭が強くなって美しさを際立たせていたのがよかった。いつ高シリーズは安定の面白さ。今年いちばん後悔したことはいわき総合高校の『魔法』を見なかったこと。悔やんでる。
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よかったライブ

  • ハコイリ♡ムスメ内山珠希卒業公演
  • イックバル浦郷えりか963などが出た福岡でのライブ
  • 生田絵梨花『Alice in Musicland』
  • Buono!武道館(ライブビューイング)
  • 欅坂46ワンマンライブ

 ハコムスは珠希さん卒業公演が珠希さんの良さを存分に引き出した公演となっていて最高だった。東京で見られなかったイックバルをはるばる福岡まで見に行ったが、対バンのメンツも最高で福岡に行った甲斐がある楽しさだった。生田絵梨花さんのひとりミュージカルは後半の流れにこれが歌の力かと感動。Buono!復活武道館では日本でいちばん最強のアイドルはBuono!だと確信。欅坂の初ワンマンライブはデビュー間もないアイドルなのに、ライブが総合芸術に域に達していたことに感動。



よかった曲

  • ハコムス全曲
  • 長濱ねる『また会ってください』
  • 欅坂46『二人セゾン』
  • 欅坂46『世界には愛しかない』
  • フィロソフィーのダンス『告白はサマー』
  • スピッツ『みなと』
  • スカート『CALL』
  • tofubeats『SHOPPINGMALL』

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よかったアルバム

よかったMV

  • 乃木坂46『ハルジオンが咲く頃』
  • 欅坂46『世界には愛しかない』
  • 欅坂46『二人セゾン』
  • スカート『CALL』

 よかったというか、毎朝家を出る前に見ていて思い入れのあるMV。



よかった歌詞

  • 欅坂46『世界には愛しかない』の「僕は信じてる 世界には愛しかないんだ」

2016年記憶に残ってる出来事

  • ぽにょがツイッターを始める。ぽにょの自撮り可愛すぎ問題。
  • 2月の46時間テレビで乃木坂に興味を持つ。
  • 乃木坂工事中のバレンタイン企画で齋藤飛鳥さんに興味を持つ。
  • サンクエトワールを知って、寺田蘭世さんを知る。
  • 南波志帆さんがアルバム2枚リリース。
  • 『ハルジオンが咲く頃』での乃木坂駅のパネル。
  • 舞台鑑賞と乃木坂アンダーライブで2ヶ月連続で福島に行く。
  • 福島で乃木坂遠征のガリバー氏と温泉巡りする。乃木坂アンダーライブ福島からの帰りの新幹線内でモバメを登録する。
  • 春の野外のハコムスライブは最高。
  • 日比谷で963。
  • 福岡で963。
  • 友人と外でご飯を食べながらも46時間テレビを見る。
  • 寺田蘭世さんのブログをまとめて文庫本を作る。
  • TIFで欅坂だけを見て帰る。
  • 仙台で乃木坂ライブを3回見てお腹いっぱいになる。
  • 門前亜里さんの舞台出演と鉄戸美桜さんの『JOY』。
  • 鉄戸美桜さんと『ストローハットの夏想い』で信頼関係を築けたような気がする。
  • 間近で受け取った西野七瀬さんのハートに現実感を喪失する。
  • 豊島美術館の坂を再訪。仏生山温泉、温泉からのかき氷で昇天。夜行フェリー初体験。大阪でカレー→門前亜里さん舞台→カレー。
  • 初めての尾道と、寺田蘭世さんの生誕ライブ。乃木坂でペンライトを初めて持つ。
  • 初めての乃木坂個別握手会で寺田蘭世さんの誕生日を祝う。
  • 『墓場、女子高生』を初日千秋楽含め6回見る。観劇後の夜の散歩の心地良さ。
  • 高円寺さんがどんなファッションをしてきて、それに対してメンバーがどんな感想を言うかが楽しみだったハコムスリリイベ。
  • バスケハーフタイムの欅坂ミニライブの牧歌的雰囲気に感動。
  • 中条あやみさんとポインコのCMが大好き。
  • 家ではずっとchromecast。
  • 2016年もカルチャーズ劇場では安定の最前下手端。
  • 2016年はかき氷よりもカレーな気分。通勤路にエリックサウスができたので平日仕事帰りも美味しいカレーを食べられるようになって幸せ。
  • 休日はなるべく電車に乗らないで過ごすようにしたら、近所の知らなかった場所をいろいろ知れるようになった。


 2015年にハコムスを辞めた門前亜里さんは無事大学に入学し、舞台で活動を再開したが、昔のように頻繁に現場があるわけでもないので以前のような熱量は薄れて、しかし今のようなたまに作品に出て顔を見るぐらいの距離感でもちょうどよいかなと思う。


 なんだかんだで楽しいことの多い2016年だった。ふとした瞬間に自分結構幸せだよねと思うことが多かった。つらいことを先延ばしにしている気もするが、まあなんとか生きられるだけ生きてゆきたい。2016年もありがとうございました。それでは、よいお年を。




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欅坂46のワンマンライブを見て圧倒された2016年クリスマス

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わたしは、欅坂46が自分の人生の誇りです。

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 欅坂46の初ワンマンライブに行ってきました!! 2日間計3公演、私は24日の夜公演と25日の夜公演、初回と千秋楽を幸運にも見ることができました。結論から言うと、今の欅坂46の持てる力を出し切ったような最高のライブでした。すごかった。圧倒的だった。年の瀬に2016年のアイドルシーンの集大成を見せられたようだった。欅坂さんありがとう。


 欅坂46はまだ結成して1年ちょっと、CDもやっと3枚リリースしたばかりの(しかし1年で3枚は早い)、まだまだ新しいアイドルグループです。だけどまあ、乃木坂46のコンセプトを継ぐグループとして大々的にデビューしたので、初動からして人気が半端ない。ファーストワンマンが有明コロシアムなんて羨ましすぎるよ。当然先達の教訓を活かしているので、活動に隙は無いし(ナチス風衣装の件は対応を間違ったけど)、デビュー即紅白ですし、順風満帆な勢いに乗って満を持しての初ワンマンライブでした。


 初めて有明コロシアムに入ったのですが、思っていた以上に小さい会場でした。テニスコートだから当たり前か。私もテニス経験者ですが初めての有明コロシアムで、フラッシングメドウズやローランギャロスに行きたい言うよりも、まずは有明コロシアムでテニスを見なければと思った次第。傾斜のある会場のすり鉢の底が実際はもちろんテニスコートでして、そこがアリーナ席となっていました。アリーナ狭かった。24日はアリーナ席で見ることができて、演者との距離でいったら1階前方のほうが近いのですが、アリーナ席でしか見られない景色もあったのは確かで、後述しますがそれは貴重な体験でした。


 欅坂の色である緑色に染まった会場にOVERTUREが流れ、始まった1曲目、やはり挨拶は『サイレントマジョリティー』ではと予想してましたが『大人は信じてくれない』でした。奥まった高いステージでのパフォーマンスだったので、真横の1階席から見ていた25日は見づらかった(泣)。そこから2曲目の『語るなら未来を』へ繋がるダンスがあるのですが、そのダンスパートの先鋒が佐藤詩織さんのソロダンスでした。ひとりスポットライトを浴びて浮かび上がる、しなやかでありつつも折れない強さを感じさせる全身の動き。力強い一筆書きのような佐藤詩織さんの舞いは、ここに至るまでの道のりを自信として受け入れている者にしか出せない美しさがありました。


 ライブのよいところは自由に見る対象を選べることにあります。誰かの思惑が混じったカメラとは違い、見たいところが見られる。欅坂の3枚目シングル『二人セゾン』が発表されたとき、私には気になった人がいました。佐藤詩織さんです。佐藤詩織さんについては、それまでは毎月楽しみにしている公式サイトのグリーティングカードで絵が上手いということだけが彼女の印象でした。『二人セゾン』のフロントメンバーとなり、MVや番組収録などで踊っている姿を見るようになって、その立ち振る舞いに興味が湧いてきました。クラシックバレエを習っていたそうで、バレエの振りをフィーチャーした『二人セゾン』では、その流麗な動きが曲にとても似合っていました。しかし、音楽番組のライブ映像を見るといちばん前で踊っているのに思ったよりも映らないんですよね。後ろで踊っている今泉佑唯さんのほうが目立ってる。やっぱり人気メンバーがカメラに好かれるのか。悲しい。そういうもどかしさがあったので、ライブではとにかく佐藤詩織さんのパフォーマンスを注目しようと心に決めて臨みました。


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 ソロダンス含め、実際にこの目で見る佐藤詩織さんはやはり美しかった。バレエ大好きアイドルオタクだから、姿勢とかちょっとした所作にバレエ経験者こその匂いを感じると途端に好感を抱くわけです。ハコムスの鉄戸美桜さんはバレエ経験者でありつつもバレエっぽい振付に飽き飽きしていると風の噂で聞きましたが、私はバレエを感じさせる振付大好きですよ。また、「バレエ=美しい」みたいなのは安易だと思いつつも、その等号に間違いはないということも私は信じています。しかしよくよく考えてみると、バレエの振りが好きというよりも、バレエを習っていた者が会得している身体の動かし方の品の良さ、そこに惹かれているようです。そういう人はどんなダンスであっても美しい。伊藤万理華さん然り、渡辺みり愛さん然り。そしてその素養がない人でも、バレエっぽい振付を踊ることで、その境地に少し近づけるような、そんな魔法があると思うのです。人を美しく見せるという点でバレエを感じさせる動きは相応しいと私は思います。


 それでライブの佐藤詩織さんですが、指先まで自身の感情が行き届いている細やかさが見ていてとても心地良かった。特に『二人セゾン』では目立つポジションにいたのでじっくり見ることができて、曲が描く季節感を丁寧に踊りとして表現していて、本当に綺麗でした。音楽が鳴り、ビートとメロディーに包まれても、身体を動かしているのは紛れも無く私自身なのだと感じさせるところが佐藤詩織さんにあって、それはステージに立つ者としてとてもかっこいいことだと思います。


 欅坂というとまずはダンスの印象が強くて、この子の歌がいいとか、欅坂からはまだそういう感想が出てきません。やはり群舞のインパクトが強い。誰かが率いる欅坂というよりも、全員で欅坂という感じで、それはそれでいいのではないかと私は思っています。そしてそれはやはりTAKAHIRO先生が関わっていることがものすごく大きい。TAKAHIRO仕込みの欅坂のダンスは力強いナルシシズムに満ちていて、それは若いときにしか持ち得ない傲慢なまでの未来への自信と親和性が高く、欅坂の姿をより大きく見せてくれるのですが、一方で加速するばかりの今の欅坂の勢いは、本当に私達はこれでいいのか大丈夫なのかと本人達に不安を抱かせるわけで、苦しいのはわかるけれど、私はそのぎりぎりで揺れ動く心情が生み出すパフォーマンスに心を鷲掴みにされます。脆さと紙一重の強さ、けやかけで見せてくれるようなたどたどしい姿も欅坂ですし、ライブで見せてくれるような凜とした姿も欅坂です。そのバランスがすごく今っぽい。逆に空気を読みすぎている気もしますが。


 ライブに話を戻すと、欅坂の裏方では振付のTAKAHIRO先生の名前が上がりがちですが、できる裏方はTAKAHIRO先生だけじゃない。このライブのスタッフは皆いい仕事しまくってた。欅坂さん恵まれてるわ。特にこのライブは照明が素晴らしかった。どの曲でもその曲に合わせた世界を作り上げるために丁寧な光の演出が施されていました。『制服と太陽』の旅立ちを予感させる夕焼け模様、『キミガイナイ』の憂鬱な雨を彷彿とさせる青白い光。『キミガイナイ』の最後、幾筋もの光がメンバー直下に降り注ぐシーンがとんでもなくかっこよくて、あれをアリーナ真正面から見られたのは幸運な体験でした。照明で感動するなんて滅多にないことです。


 舞台演出も凝っていて、メインステージでのプロジェクションマッピングは曲にぴったりと合っていました。プロジェクションマッピングにありがちなドヤ感もなく、そうすることが最良の選択であることを窺わせる演出なのがよかった。長濱ねるねるをポップアップで飛び上がらせて登場だけは、可愛い可愛い長濱ねるねるねるをジャンプさせたかっただけだろうという裏の声を感じましたが、飛び出す長濱ねるねるねるねるはやはり宇宙最強可愛かったので全然問題ないです。長濱ねるねるねるねるねるが私的2016ベストアイドルソングである『また会ってください』を歌うところで、長崎っぽい異国情緒ある街灯をわざわざ置いて、その街灯に彼女の肩を預けさせた演出なんて、考えた人に握手を求めたいぐらい最高のシーンでしたよ(そのときの憂いたねるねると目が合ったのよ……)。


 季節柄というかクリスマス当日でもあるので、サンタ衣装の欅坂はちょこまかと動く原田葵さんが特段可愛く、またラインダンスも見事だったり、ひらがなけやきの『誰よりも高く跳べ!』は盛り上がるし最高であったりと、楽しいことはたくさんありましたが、しかし白眉は最終盤のシングル3曲でしょう。『二人セゾン』『世界には愛しかない』『サイレントマジョリティー』、私が欅坂を好きになれたのは何よりもシングル表題曲がどれも好みだったからです。『サイレントマジョリティー』に関しては最初拒否反応を示してしまいましたが、今ではさすが欅坂、『サイレントマジョリティー』こそが代表曲だと思うようになっています。焦らしに焦らしたシングル曲が最後に披露され、ここで私は完全に打ちのめされ、ただ見入るのみの肉の塊となってしまいました。圧倒されずによくみんなペンライト振れますね。


 やっと生で見られたフルサイズの『二人セゾン』。最高だった…。毎日聴いて、毎日MVを見ていた曲が目の前で繰り広げていることだけで感動を覚えます。季節の移り変わりが手品のようにスクリーンで切り替わりつつ鮮やかに彩られ、バレエを取り入れた優雅なダンスを大勢で踊る美しさ、貴族のパーティーを見ているようです。最初にふたつの輪からメンバーが交錯して左右に分かれていくときには、歯車が噛み合ったような快感があります。1番サビの直前、センターの平手友梨奈さんが前に出てくるときに仕えるように米谷奈々未さんも前に出てくるのですが、サビになると控えめに最後列に下がってしまうのがなんとも悲しいというか、米さん頑張れと応援したくなります。この曲に限らないですが、欅坂の振付の特徴のひとつに回転があります。裾の長い衣装を回転によってふんわり膨らませて美しい円を描く様は、日々の心の機微が反射した水紋のようでもあり、調和の先に永劫の円を進み続ける惑星の軌道であったり、その完成された舞いは見ていると心がスッと落ち着いて安らいできます。いろんな曲で回転する欅坂の皆さんをたくさん見てきたので、回転が綺麗に決まったときは彼女達は今集中して満ち足りているのだなと思って、今では占いみたいな感じで欅坂の調子のバロメーターのように見ています。25日はステージを見下ろす席だったので、欅坂の回転する姿が一際美しく、歴史を飾る一篇の絵画のようでもありました。


 『二人セゾン』から間髪入れずに始まった『世界には愛しかない』。最高だった…。北海道にいるかのようだった…。有明コロシアムの狭いアリーナにわざわざ周回通路を作ったのはこの曲のためであったかと思わざるをえないほど、周回通路を上手く使ったパフォーマンスでした。有明コロシアムを所狭しと走り回る欅坂の皆を見ていると、大草原を走り抜けるMVを追体験しているかのようでありつつもまさしく現実で、その動きが光となり愛となり、「世界には愛しかない」という言葉を信じられるわけです。秋元康の歌詞は基本的に苦手なんですが、『世界には愛しかない』に関しては大好きで、この曲には若かった頃に読んだ舞城王太郎を感じさせるものがあります。具体的には『好き好き大好き超愛してる。』の冒頭、「愛は祈りだ。僕は祈る。」に通じるものがある。この全肯定の愛。これはアイドルにしかできない。そしてアイドルだからこそ信じられるものがある。そのような祈りに似た歌に触れると、どうしようもなく込み上げてくるものがあって、だからこそアイドルを追いかけるのをやめられないのかなと思います。


 自分でも不思議なんです。欅坂の歌詞はどれも大人になる直前の世代に向けられていて、おっさんの私は全然お呼びではない。むしろ歌詞の中で立ち向かうべき相手として描かれています。しかしそれでも響くものがある。彼女達が歌うことで、何を今更青臭いことをと吐き捨ててしまいそうな歌でも、何故か聴き逃せないものがある。あの年代の、遠くから見ると光り輝いているようで、実はもがき苦しんでいることを窺わせる世界、私はそういう青春と無縁の人生を、少なくとも光るところは無かったので送ってこなかったわけですが、そういう光には必ず影が生まれることを音楽と人で表現しているところに、欅坂のただ明るいだけではない輝きがあると思います(まあだいたいアイドルはそういうものです)。アンコールのMCで菅井友香さんが涙を零しながら言っていたように、デビューしたばかりにしては背負うものが大きく、不安を抱かないほうがおかしいというもの。メンバーも多くがブログなどで不安や葛藤を語っています。しかし、ステージに立ってライトを浴びるとその佇まいは凛々しく、魔法がかかったかのように眩しく見えるときがある。その瞬間、歌はまっすぐ届いてきて、得てしてそういうときの歌は鋭く刺さってくるのです。欅坂はそのような響いてくる瞬間が多いので、だから目が離せない魅力があります。


 そして最後が『サイレントマジョリティー』です。最高だった…。いや本当に最高だった…。最後の何分間か最高だとしか記憶にない。初めてのワンマンライブの最後に見せてくれた欅坂ファーストシングルの表題曲は、もったいぶって出し惜しみした期待を数百倍の迫力で跳ね返すような、強いというありきたりの形容では捉えきれないほどの強度を持ったパフォーマンスでぶつかってきて、それは本当に心地良い気持ちで天国に昇るような体験でした。初日、アリーナ席で見てかっこよすぎてぶっとんだから。彼女達の気負わざるを得ない気負い、背負っているものの大きさをバネにして、誰よりも高く飛ぼうとしている勢いを、さらに遠くまで飛ばすべくスタッフが支えていて、それに応えてメンバーも最高のパフォーマンスに昇華していました。この曲でも照明が最高な仕事っぷりでした。探照灯のような無数の強いライトがめまぐるしく会場を照らし出し、それはまるで戦場のようで、彼女達はまさに戦っているようでした。そんな姿をアリーナ席の真正面から見たときに、これは真正面で向き合って受け止めなければならないと、現実から逃げるなという圧倒的な圧の説得力がありました。自らが世界の中心であるかのように毅然と前に進む平手友梨奈さんは女神のような雰囲気をまとい、眩いライトに負けない瞳の強さで欅坂の意志を会場中に伝えていました。とにかく強くかっこよかった。


 初期のけやかけの頼りなさげで不安な印象もあった欅坂が『サイレントマジョリティー』を発表したとき、もっと詳しく書くと『サイレントマジョリティー』のMVがYouTubeで公開されたとき、それまでのイメージとは真逆の強さに溢れた欅坂を見せられて、それはとても驚きでした。もちろんそういう演出で見せていたことが影響しているのですが、にしても本人達にその素質がなければどうにもなりません。『サイレントマジョリティー』以降も新曲を発表する度に、欅坂は強いという思いを強くさせてくれました。アイドルといえば可愛いというイメージを飛び越えて、まずは強いということが欅坂にはあった。しかし強度を強めていくほどに対極の可憐さも際立ってきて、稀にハッと気付かせてくれる欅坂の可愛さに惹かれることが多くなりました。『サイレントマジョリティー』の最後、張り詰めた空気の中で决め顔の平手友梨奈さんが、緊張を解いて穏やかな表情になる瞬間がたまらなく愛おしい。巨大で不安定でわけのわからない存在になりそうなぎりぎりのところで、ひとりの人間に立ち返る心の動きがそのまま身体の動きとなって微笑みとなる。たとえそれさえ演出だとしても、私はその笑顔が大好きです。


 他にも千秋楽アンコールMCで菅井友香さんの涙につられ、同じく泣いていた守屋茜さんの涙で輝いた横顔が美しかった。常に冷静そうな佇まいだった渡邉理佐さんは見ていてとても頼もしかった。いつも泣く一歩手前という印象があった石森虹花さんの笑顔が見れて本当にうれしかった。ライブ前日にスマイル学園の動画をたくさん見てしまい無駄にエモくなってからライブで見た今泉佑唯さんは、よくここまで来れたなあと感慨深いものがありまくりだった。そして平手友梨奈さんです。2016年の欅坂46を引っ張っていたのは平手友梨奈さんでした。彼女がいて、彼女がすべてを受け止めていたからこその今の欅坂があると思います。尊敬しかない。アンコール、『W-KEYAKIZAKAの歌』(E.YAZAWAっぽい…)で、ひとりステージ前方に飛び出してきた平手さんの自由に動き回る様子がとても晴れ晴れとしていて、そんな平手さんを見ているとどうか幸せになってほしいと祈るしかなくなってきます。平手さんに限らないですが、アイドルのような誰かの気持ちを背負う存在は自分を見失わないでほしい。平手さんは平手さんでしかないし、自分を大切にしてもらいたいなと願っています。


 2016年の最後にいいライブを見させてもらいました。ほんとよかった。満足感でいっぱいです。お金をかけてそれがしっかりとライブの良さに反映されているまっとうなライブに仕上げていました。お金のあるグループがそれ相応の仕事をするとやっぱり敵いませんね(乃木坂も見習ってほしい…)。あと、欅坂もフォーメーションで前列後列の差はあれど、乃木坂のような選抜というシステムが無いのが精神衛生上とてもよろしい。同じグループなのに全員が同じステージに立てないのはやっぱりおかしいよ。いやー、しかしほんとよかった。いいグループですね、欅坂は。2017年も楽しみです。どうか自分を見失わずにこれからも突き進んでいってほしい。感謝。




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今回のライブを終えて、
正解なんてまだなにも分からないけど
今までやってきたことは無駄では無かったのかなと
少しだけ感じることができました。



練習時間を作ってくださるスタッフさん、
疲れている時も一生懸命ダンスに向き合ってくれるメンバーの皆には
本当に感謝しかありません。


ダンダンスいうのはアイドルとしてあまり良くないのかもしれませんが
自分が欅坂に貢献できることがこれしかまだ見つかりません。


これからもどうか暖かく見守っていただけると有難いです。

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