『9月10日は℃-uteの日の日記』に至るまでの日記(その1)

9月10日は℃-uteの日の日記 - 星屑日記に至るまでの流れを書きます。

 朝早く通勤ラッシュが始まる前に品川駅に到着した私は駅構内の食堂で朝ご飯を食べることにしました。焼きたて(に違いない)デニッシュとアイスコーヒーを受け取り、喫煙席のすぐ隣のテーブルに着きました。今はもうタバコは吸いませんが、タバコの煙が流れてくると吸いたくなったりもします。腹を満たしてから、昨日、渋谷のブックオフで買った佐藤多佳子の「しゃべれどもしゃべれども」をカバンの中から取り出し、読み始めました。落語の話で軽妙な文体と人物描写ですらすらと読み進められます。私の周りでは入れ代わり立ち代わりお客が朝食を食べては去っていきますが、構わず読書に集中しました。

 9時を過ぎたので食堂を出て会場の品川ステラボールに向かう前に郵便局に行きました。ファンレターを郵送したい、と思うときがあり、ファンレターというと普通のハガキとも茶封筒とも違う、いわゆるレターセットの封筒がよく用いられると思いますが、あれに貼る切手はいくらなんでしょうか。郵便局の人に聞くのも恥ずかしいので、いまだにファンレターは郵送していません。

 会場前に着くと人(ヲタも含む)はいませんでしたが、そこを通りかかったヲタらしき人物の後をつけていくとヲタ以外の何者でもない集団を見つけてホッとしました。既に行列に並んでいる知り合いに挨拶しつつ私も列の最後尾に並びました。空は晴れており、直射日光がきつく、それだけでまだ品川に矢島舞美さんはいないということがわかりました。10時になり整理券の引き換えが始まりました。行列は引き換え開始と共にとてもスムーズに流れ、私もあっという間に引き換えることが出来たのですが、手にした番号は4桁という非常に落ち込まざるをえない番号でした。近くに並んで引き換えた知り合いも4桁や3桁の後ろのほうでした。私も含めて朝早くからここに集まっている人達は早く引き換えればそれだけよい整理番号がもらえると思っていたに違いなく、だからこそ周囲では落胆の嵐が吹き荒れてました。

 10時を過ぎて、事前に連絡を取り合ってその日会うことになったid:degmzongoさんがやってきました。全然ヲタっぽくなく、もし黄緑色のTシャツを着てたらどうしようとかそんな杞憂はなくなりました。普通にイケメンやないかあ(チ〜ン)。彼が整理券を引き換え、まだまだイベントには時間があったので(この時点でまだ10時半過ぎ。イベントは19時開演!)、少し早いけど昼食をとることにしました。近くのロイヤルホストに入ったのですが、ロイヤルホストにはヲタお気に入りであるドリンク飲み放題のドリンクバーがなく、この事実は今後のヲタ付き合いのためにも覚えておかなければならないと思いました。ロイホでは初対面にもかかわらず話が弾み(自分的にはあれでも十分弾んでます)、だいたい私は90年代後半の音楽の話をしても通じるような友人が身近にいないので、とても楽しい時間を過ごせました。

 お昼になり本当のランチ時間ということで周りのテーブルが混みはじめた頃、ロイホを出ました。通りを吹く風は涼しく、夏はもう℃-uteの隣にしかいないのではと感じさせる空気でした。私は下北沢で買い物がしたかったので、彼と一緒に品川駅に向かいました。