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ハコイリ♡ムスメ『ハコイリ♡ムスメGW特別公演 ~あなたが聴きたいハコヒットテン!~』@AKIBAカルチャーズ劇場(20150505)

 ハコイリムスメは主に80年代90年代のおニャン子乙女塾の楽曲をカバーし、癒しとときめきを届けてくれる、女優志望の女の子8人で構成されたアイドルグループです。と書きつつアイドリング!!!チェキッ娘もカバーしているのですが。激しい曲は歌わず、選曲はどれも穏やかで少女の心を繊細に描き出すものが多いです。そんなハコムスは季節の移り変わりに合わせてたくさんの曲をカバーしてきました。4月に初披露された初めてのオリジナル曲『微笑みと春のワンピース』を含めて、これまでに歌った曲は全部で28曲。そこで、ハコムスの全持ち曲の中から投票で選ばれた上位10曲を披露する公演が企画されました。題して『あなたが聴きたいハコヒットテン!』。4月の定期公演で投票があり、それをこどもの日に発表というわけで、ハコムスのホームであるAKIBAカルチャーズ劇場に行って参りました。ほくそう春まつりと肉フェスに行って、もう野外でしかハコムス見たくないわと対バン3本ほどスルーしてましたが、さすがにハコムス不足です。10位から順に発表というかたちで、この日は特に我妻桃実さん(ぽにょ)のテンションが異常に高くて、いくらこどもの日だからってどうしたんだという感じ。まあ元気いっぱいなのはいいことです。焦らしてもしょうがないので結果発表すると、


1位 海へ行こう~Love Beach Love~
2位 Snow Celebration
3位 Be My Diamond!
4位 夏色キッス☆
5位 ホワイトラビットからのメッセージ
6位 レモンドロップ
7位 最初のキモチ
8位 なぜ?
9位 微笑みと春のワンピース
10位 真赤な自転車


上記の通りでした。盛り上がる曲が多いですね。その中で秋冬曲から『Be My Diamond!』、『ホワイトラビットからのメッセージ』、『なぜ?』が入ったのがうれしかった。正直なところ、盛り上がる曲はどんなグループがやっても盛り上がるわけですよ。だけれど、『なぜ?』のように静謐な情景を目の前に広がらせる曲はハコムスだからこそ出来る曲で、そういう曲がランクインしてくれたことでハコムスらしさが出たように思います。僕もハコムスは夏から見てますが、本格的にのめり込んだのは秋からなので、こうやって秋冬曲が選ばれるのはうれしい。また、公演後の握手会で鉄戸美桜さんに鉄戸さん的1位は何か聞いたら、1位が『なぜ?』で2位が『はじまり』とのことで、さすがハコムスの演技派鉄戸さん信頼できます。『はじまり』も聴きたかったなあ。あとは、新メンバーの阿部かれんさんは頑張ってましたね。おぼつかないところも結構あったけど、おそらくレッスン時間がそこまでない中で精一杯やってたと思います。


 確固とした実績があるグループならともかく、まだ駆け出しのハコムスにおいて、こういうファン投票で古い曲が選ばれると、昔はよかった的な感じになり、現在進行形の今を否定してしまうのではないかと心配だったのですが、いざ10曲を聴いてみると、懐古よりも今のハコムスの成長がしっかりと伝わってきて、ちょっと感動してしまいました。去年の夏とも秋とも、もちろん冬とも違う、確実に前に進んだハコムスがいました。本人達もそのことはわかっているようで、順位発表のときは当時のことを振り返るトークが多く、皆懐かしむように話していましたね。


 門前亜里さん推しとしては『ホワイトラビットからのメッセージ』がランクインしてくれたのがうれしかったです。この曲はハコムスには珍しくセンターがいる曲で、センター持ち回りと言いつつも門前さんセンターが多いので、門前さんの曲という印象があります。僕が門前さんを好きなことは、このブログで毎回門前さんに言及していることや公演関係ない門前さんについての単独エントリーを書いていることからわかると思いますが、真摯な眼差しや包み込むような優しさを好きな気持ちと同じぐらい門前さんの歌声も大好きです。好きだから好き、みたいな盲目以外の何物でもない感情で好きになってしまっているところがどうしようもないですね…。ボイトレの成果でしょうか、門前さんの歌声にも芯が出てきたように思います。ただ、これは撮影可能な曲で、歌を聴くことに集中しきれてなかったことにかなり後悔してます。
https://instagram.com/p/2StfI5u63y/
 良い企画でした。あの曲もあの曲も聴きたかったなと思いつつも、概ね妥当なランキングだと思います。もっとオリジナル曲である『微笑みと春のワンピース』を上位にしてあげてよ、と思ったりしても、4月公演初披露で1回聴いたのみの状況で投票は難しいですよね。自分も投票したけど、好きとか嫌いじゃなくてオリジナル曲であるという点で投票しちゃいましたから。やっぱりどれだけカバーでグループの世界観を織り上げても、オリジナル曲こそがそのグループのいちばんの武器だと僕は信じています。ハコムスはカバー選曲で築き上げた世界をそのままにオリジナル曲を発表しました。『微笑みと春のワンピース』は、今のハコムスを十二分に魅せることのできる曲だと思うし、そんなこの曲が僕は大好きです。こんな初々しい曲、今の、この春しか歌えないような気がします。梅雨が明ける頃には、また新しいハコムスになっているはずです。


 ハコムスのライブを見て、特典会に参加すると幸せなのだけど、どんどん自分が重くなっているのが自分でもわかって、どうにかしないとなーと思っています。もう少し気楽にいきたい。この日はほとんどのメンバーとはなんとか会話っぽいものが出来たのだけど、門前亜里さんを目の前にしたら言葉が何も出てこなくて、何か話そうと思っても何も思い浮かばなくて、門前さんに気を遣わせてしまったようで申し訳ない。


 とまあですね、こうやって感想書いていても、あまり幸せに浸っているわけではないのです。何故なら、この公演の当日夜に以下のツイートがあったからです。



またこうやって不安を煽って集客しようとする…。軽い発表から重い発表までいろいろ思いつくけど、こういう煽りは本当に止めてほしい…。帰り道、ハコムス終わりの良い気分のまま、通りがかりの洋菓子店でマドレーヌを買って、何故なら門前亜里さんのいちばん好きな焼き菓子はマドレーヌだからであって、そのマドレーヌを大事に抱えて帰宅して、いざ家で食べようとしたらこのツイートを読んでしまい、マドレーヌの味が無くなってしまったよ。良い報せであってくれ。
https://instagram.com/p/2SuXmsu64e/
 楽しかった。連日の野外でのライブの楽しさから、そのまま地続きとなった楽しさがありました。盛り上がる曲が多かったからかな。思ったほど感傷的にもならず、今のハコムスの成長がよく感じられる公演でした。ありがとね。でも出来れば楽しいまま1日を終えたかったよ。


 次の5月定期公演は劇団ハコムスがあります。ぶっちゃけ楽しいライブなら、見れるアイドルはたくさんいる。でも胸いっぱいの気持ちで帰り道を歩かせてくれるアイドルはそうはいない。ハコムスは僕にとって数少ない、そんな胸いっぱいな気持ちにさせてくれるグループです。そしてそれは劇団ハコムスに依るところがかなり大きい。また、新メンバーの阿部かれんさんにとっては初めての劇団ハコムス。スタイル良くて演技も出来て、みたいなチートな女の子がそうそう埋もれているはずもないので、阿部さんには不安もあるのですが、そこは周りがフォローしてくれるでしょう。僕は門前亜里さんと鉄戸美桜さんの『いちご水のグラス』が楽しみで仕方ありません。


 というわけで新緑の木漏れ日よりも優しく舞うハコムスと出会うために頑張んなきゃなーという日々。五月病に負けない!!