ももいろクローバー新春ライブ「さようなら、トラえもん〜そして伝説へ〜」@池袋アムラックスホール(1月10日)

 新年一発目のライブ。僕も気合いが入ります。気合いが入り過ぎてチケット発売開始時間15:15なのに10時に池袋着。先走りすぎた。でも、そんだけももクロちゃんのライブを渇望してたんです。そんなこんなで優雅にケーキセット食べながら時間を潰して、ライブは運良く最前下手をゲット。最前なんて久しぶりなのでドキドキです。

 セットリストは以下の通り。
1.未来へススメ!
2.ももいろパンチ
3.Milky Way
MC
4.Jasper
5.words of the mind
6.Sweet Dream
MC
7.気分はSuper Girl!
8.最強パレパレード


EC1.ラフスタイル
MC
EC2.ツヨクツヨク
EC3.あの空へ向かって
 1曲目から未来へススメ。あぁ、近いよ。ももクロちゃん可愛いよ。しおりん三つ編み、あかりんはオールバックにカチューシャ。みんな可愛い。ももパンのイントロでれにちゃんゼロズレだったので命のポーズを真似したら、こっちをしっかり見て微笑んでくれた。優しいな。ももクロだけのガッツリしたライブは池袋東武屋上が最後だけど、あのときは体調不良で不完全燃焼だったから、自分にとってはベルサール以来の全力で楽しめる現場。とにかく楽しい。3曲歌い終わって自己紹介MC。目の前はれにちゃんなんだけど、既に目がウルウルで感極まってる。れにちゃん一人だけ今にも泣き出しそうな雰囲気。たくさんのお客さんに感動したのか、そんなれにちゃんを見て僕もグッときた。自己紹介のしおりん、デコ出しおりん、江戸っ子しおりん、てやんでーい! 萌え死ぬよ! みんないい表情してるな。新曲「Sweet Dream」は近くで見て初めて振付のストーリーがわかった。あかりんとれにちゃんが相思相愛になってキスしちゃったり、杏果はそれでもれにちゃんを追いかけるんだけどけんもほろろにされて、でも最後はみんなが杏果を受け入れる、という杏果のももクロ加入を巡る物語を暗示し過ぎな、ももパンの頃から追いかけていてこそ楽しめるストーリーだった。自分も以前はステージ上のれにちゃんのように杏果を拒絶していたので、自分の過去がオーバーラップしてきてやばかった。今回のライブは本当にたくさんの人が集まって、初めてももクロちゃんを見る人も多かったらしい。「Sweet Dream」はポップな曲で初めての人でも単純に楽しめるだろうし、僕みたいな屈折したヲタ(自分で言うな)でも十分楽しめた。どの曲もそうだけど、みんな表情の作り方がとても上手で、魅せているなあと感じた。特に夏菜子ちゃん。夏菜子ちゃんの笑顔だけじゃない、いろんな表情の見せ方がすごかった。たぶんそういう表情もいっぱいレッスンしてるんだろうなと感じられた。「気分はSuper Girl!」は初めての6人バージョン。だけどイントロのセンターは今まで通りしおりんなので安心感。間奏では今までは大切な箱をみんなで受け渡しながらファンに与えるという振りだったけど、今回新しく呼び声に変更。振り付きで「エム!オー!エム!オー!エムオーエムオーモモクロラブリー!」というももクロちゃんがやれば可愛いけどヲタがやるには非常に恥ずかしいもの。メンバーが考えたらしいです。ももクロブログ読んでいると、ライブが無いあいだもレッスンがんばったりしていて、ライブではその成果がすごい出てた。ももクロちゃんすごい。パワーがガンガン伝わってくる。ひとつの動き、ひとつのフレーズがキラメキながらストレートに響いてくる。そしてももクロちゃんが全員で力を合わせてがんばっているのがすごくよくわかった。それが最も表れてたのがアンコール。アンコール1曲目の「ラフスタイル」が終わった後、夏菜子ちゃんが引っ込んだ。なんでも足を捻ったらしい。MC挟んで夏菜子ちゃん不在のまま「ツヨクツヨク」へ。仕方ないかと思っていた矢先、夏菜子ちゃんのラップパートで代わりにあーりんがラップしてたら後ろから夏菜子ちゃんがラップ被せながら突然入ってきた。そして最後まで歌い終わったら、また引っ込んで5人で「あの空へ向かって」。突然のアクシデントにしっかり対応したあーりんもすごいけど、それ以上にラップだけは絶対に譲れないという夏菜子ちゃんの人間としての強い意志に感動した。最後の挨拶でまたステージに出てきた夏菜子ちゃん。口をへの字にして必死に涙をこらえながら言葉を絞り出す夏菜子ちゃんを見ていると、ももクロのリーダーは夏菜子ちゃんしかいないと確信した。すごいよ。夏菜子いないあいだは5人で精一杯がんばってたし、でも夏菜子がいなくちゃダメなんだよ。いつも夏菜子に対して愚痴ばかり言ってる自分だけど、やっぱり夏菜子最高だよ。
 2010年ももクロ初めが、アクシデントもあったけど、素晴らしいライブで本当に楽しかった。みんながんばってるし、その勢いがとてつもない。あとはいい曲といい舞台を用意してあげれば、絶対に彼女たちはやってくれると信じてる。最高のライブ、ありがとうございました。ちなみにももクロ現場ではよくあることですが、ライブタイトルに意味はありませんでした。