新宿の夜に二人は消えた…

 ℃界隈というヲタ集団がある。℃界隈の℃はその界隈の象徴である℃太郎さんから取られている。その℃界隈の忘年会が12月20日夜に開催されたので行ってきた。昨年と同じくクリスマスプレゼントを用意するようにとのお達しがあったので、適当に見繕って21時少し前に会場に行くと既に人がたくさん集まっていた。知っている人や知らない人やカエルの着ぐるみで立っている人もいた。集団から少し離れたところで℃太郎さんは一人佇んでいた。その沈んだ眼差しからはなにを考えているのかわからなかった。時間になったので居酒屋のある7階に向かった。勝手にそそくさと座ってしまって、僕が誘ったイトウさんを一人ぼっちにしてしまった(すみません…)。このお店はペンギンがいることが有名らしいのだが、いまだ(去年も来た)にペンギンを見たことはない。そんなこんなで人が揃い、℃太郎さんの音頭で乾杯。しかし、℃太郎さんの「おつかんな」に誰も反応せず。℃太郎さん落ち込む。たまたま隣の人が知らない人だったので挨拶したらバッハさんだった。常にテンションが高く、なんにでも言葉を挟んでくるのが島人らしいと思った。どんな面白発言を繰り出すのか、それに対抗できるのか戦々恐々だった。場も和んだところで一人づつ自己紹介をした。一人が紹介を終えるごとにうたかさんが何故か一言二言解説をした。その傍らには……。亀井裾さんのギャグがことごとくバッハさんに伝わっていなかったのが面白かった。クリスマスが近いということで皆でプレゼント交換をした。各自持ち寄ったプレゼントを手に持ちつつ大きな輪になって「ありがとう!おともだち」の歌に合わせてプレゼントを隣の人に渡した。よくわかんないうちに歌が終わり、手元にあったのは何かが入った白いビニール袋。開けてみると、美勇伝のDVD、スティッチのキーホルダー、飴1個、ポケットティッシュ1個だった。ふっちさんからの贈りものだった。ふっちさんありがとう。ポケットティッシュでもうれしいよ。なかにはDSとリズム天国をもらえた人もいて、しかし、イベントのために複数枚買いをして余ったCDを在庫整理の意味も込めて人に贈る定番のヲタプレゼントの人も多く、プレゼント交換の後はそこかしこでCDのトレード及び配布が行われていた。だいたいプレゼントだからといって同じCDを何枚もあげるのは迷惑ダメ絶対。自分はというとブックオフで買ったマンガを5冊。選んだ基準は今流行りのヴィレヴァンに置いてありそうなマンガということで以下の5冊。余談だけど「失踪日記」が100円とか信じられない。

おやすみプンプン 1 (ヤングサンデーコミックス)

おやすみプンプン 1 (ヤングサンデーコミックス)

LA QUINTA CAMERA―5番目の部屋 (IKKI COMIX)

LA QUINTA CAMERA―5番目の部屋 (IKKI COMIX)

しおんの王(1) (アフタヌーンKC)

しおんの王(1) (アフタヌーンKC)

弥次喜多 in DEEP 廉価版 (1) (ビームコミックス)

弥次喜多 in DEEP 廉価版 (1) (ビームコミックス)

失踪日記

失踪日記

あっという間に一次会が終わり、その勢いのまま二次会へ。夜の新宿で好奇の目に晒される(おもにうたかさんと……)。二次会では一人また一人と眠りに落ちていくなかで、最終的に始発の5時まで起きていたのは5、6人。いろいろBerryz工房℃-uteの写真を見せてもらったり、音楽の話をしたりして楽しかった。だけど常にいちばん端の席には清楚な……。MOE-K-MCZNegiccoの話もできたのがよかった(それにAKB48についても)。年に一度いろんな現場のヲタが集まる機会があるというのは楽しい。来年もまた開けたらいいなと思う。今回の忘年会でいちばんびっくりしたのはテクノ歌謡ディスクガイドの表紙が天野莉絵さんだと知ったこと。全然雰囲気が変わっていたので最初見たときはわからなかった。そして、何はともあれひとつ言いたいのは、これでは女性は絶対に呼べないですね。新宿の夜を歩くあの二人は、それはそれはすべてが終わっているオーラを身にまとっていた。あまりに近寄りがたかった。それだけ。ハロプロ最高。