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ハコイリ♡ムスメ『Season in the BOX~ムスメたちが駆け抜けた季節~』@AKIBAカルチャーズ劇場(20160216)

 メンバープロデュース公演。女の子の恋の行方をメンバーなりに表現した公演だった。片想いから両想い、そして別れ、と最後は悲しいお話となるが、それを季節に沿った選曲で歌っていった。


 メンバープロデュースということで、衣装もこの日は自分達で選んだデートの勝負服で、それぞれ私服。阿部かれんさんは活発そうなコーディネートで、リリイベのリハで見る私服のような落ち着いた感じが大好きだったので少し残念。本人はOL感を無くしたいと言っていたが、あの大人びた雰囲気が私は大好きなので、そちらで勝負してほしかったなー。今の阿部ちゃんなら初期のvikkaの松井愛莉さんと並んでページを飾れますよ。そのぐらいのポテンシャルを持っていると思う。神岡実希さんはパパに選んでもらったという、男性は清楚が好きだからと完全に理解した上でのコーディネートが素敵だった。ちゃんとわかってる神岡さん好きよー。ぽにょはアクティブなコーデで、そのままサンリオピューロランドにデートに行ける感じ。でも私は普段のTwitterに載せてくれるトラッドなぽにょが大好きなんだよ。鉄戸美桜さんはいつもは着ないようなふんわり甘めでまとめてきて、チョーカーが好きということを初めて知ったよ。流れで猫の真似をさせられて、「大好きにゃん♪♪」と言った後の恥ずかしさに首を仰け反らせて悶絶した鉄戸さん可愛い。その慣れなさが最高すぎて、鉄戸さんに可愛い連呼してあげたい。

  1. 抱きしめて
  2. 微笑みと春のワンピース
  3. 告白
  4. 最初のキモチ
  5. 真赤な自転車
  6. 泣かないでエンジェル
  7. さよならのプリエール
  8. Moonlight Express


 開演前に隣の人と撮影可能曲がマイクスタンド曲じゃなければいいですね、と話していたけどまさかのマイクスタンド。私の大好きなポニーテールの阿部ちゃんが完全に逆サイドでポジション移動もまったくないので辛い。曲も『真赤な自転車』と、最近に限ったことでもないけれど、撮影可能曲はハコムス側も歌を聞かれることについて捨ててきてるなーという感じがして辛い。それならば撮影可能を無くしてでもその1曲も大事にしてきてほしいというのが最近の願い。まあ、現場行きまくって『真赤な自転車』も『はんぶん不思議』も聴きすぎたオタクの妄言なので、新しいファンには新鮮なのかもしれないけれど。


 失恋の曲が始まる前に鉄戸さんが過去の失恋話を話し始めて、ここはひとつリーダーの私が頑張らなきゃみたいな懐の深さがあって、さすが鉄戸さん。その失恋話も懐かしむように、でもまだ痛いかのような話っぷりなので、そのヒリヒリする空気感がすごかった。過去を思い出しながら話しているときの鉄戸さんはいつも以上に女の子らしさがあった。現在進行形の恋があったとしてもそれを話すわけにはいかないし、だからといって小さすぎる頃の恋の話をしてもおままごとだし、その点小学生の鉄戸さんの教育実習生への片想いは、その熱量と過去との距離が絶妙で、自分までドキドキした。メンバーもどこまでなら話せてお客さんも楽しんでくれるかなと考えながら喋っているようで、普段は見せない一面を知れて、なんだか秘密を共有したような、より近付いた関係になったような錯覚。


 『さよならのプリエール』を歌った後に、鉄戸さんが歌詞を説明して、歌詞に出てくるたくさんの人に愛を持っている相手の男性を最低で酷い人だと糾弾し、なんだかそれは我々アイドルオタクを揶揄しているようにも聞こえてきて、場が暗い笑いに包まれたの最高でしたね。菅沼もにかさんが「ここにいる人みんなDDだから」と笑いを取ったけれど、いやいや私はハコムス単推しですよ。でもメンバー全員を好きということは鉄戸さんにとってはどうなのかしらね。


 最後は鉄戸さんたっての選曲で『Moonlight Express』。よく眠れるようにとのことです。この曲は『なかよし』と同じように、最後に聴くと大団円感が素晴らしく、夜空に想いを馳せながら美しく公演を締めてくれる。遠いことを悲しみではなく慈しみで抱きしめるような包容力が感じられて、穏やかに眠りにつけそう。


 メンバープロデュースということで、いつも以上に素っぽい言動がたくさんで、見ていてずっと笑っていた。メンバーもたくさん笑っていた。本当に楽しい公演でした。ありがとー。