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『私たちのハァハァ』

 主人公の女子高生達が、心酔するクリープハイプ尾崎世界観のことを尾崎さん尾崎さんとさん付けで呼ぶのがすごい共感できました。若くてもその距離感、なるほどオタクだ。主人公4人が皆演技していることを感じさせないほどのリアルな空気を出していて、その現実と紙一重な刹那がより青春を感じさせます。物語を加速させるグルーヴが凄まじく、演技も台詞も情景も、どれを取っても青春だなという素晴らしさに満ちていたのだけど、最後だけはちょっと物足りなかったなと思ったのは事実。最後、チャリをパクってでも走りきってほしかった。でも、終わりからエンドロール含めてまでを晴れ晴れと爽快にさせないのも青春の生々しさっぽくて好きです。あの年代にしか見せることの出来ない鋭いきらめきがあり、それを潔く映し出している映画でした。良かった。


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