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ハコイリ♡ムスメ『ハコイリ♡ムスメ定期便6月号 ~6月のひと時の梅雨の晴れ間~』@AKIBAカルチャーズ劇場(20150613)

 バスツアーの余韻まだ冷めやらず、ハコイリムスメの6月の定期公演を観てまいりました。題して『6月のひと時の梅雨の晴れ間』。「の」が多くて喉に引っかかりますね。事前の予告では、2曲新曲をやるとのこと。ハコムスも止まることなく持ち歌が増えていきます。


 ライブは1曲目から新曲、おニャン子クラブからの『アンブレラ・エンジェル』でした。スタンドマイクと傘を使い、お淑やかに歌い上げます。身長が高く優雅に傘を使いこなす阿部かれんさんも素敵ですが、隣を気にしながら傘も含めて丸っこい小動物のように動く門前亜里さんも見ていて可愛いものがありました。


 春のハコムスでは、『抱きしめて』と『baby blue』の組み合わせが大好きなのですが、今回のセットリストには『baby blue』が無くて残念。新曲をどんどん歌うようになっていけば仕方のないことですが、これからも聴けなくなる曲が増えていくわけで、一瞬一瞬を大事にして目に焼き付けないと。


 3曲連続で歌った後はハコムスバスツアーで参加者が撮った写真『千年に一度のハコムス』の優秀作品の発表。ハッシュタグを付けてTwitterに投稿された写真の中から、メンバーそれぞれが選んだ1枚を選考理由と共に発表されました。皆さんやはりドレスの写真を選ぶのではないかと予想し、自分はあまりドレス写真を撮っていなかったので自信は無かったのですが、いやでも少しは期待していたけれど、当然というか、選ばれませんでしたね。でも渓流での写真を選ぶメンバーが多かったのにはちょっと意外でした。


 そして、劇団ハコムス。本当の撮影可能曲で告知をするのを忘れてしまったみたいで、急遽劇団ハコムスで撮影可能となりました。でも実際、劇団ハコムスではシャッターを押しづらい。演技と歌が紡ぎ合わさってひとつの作品となっていて、それはただ目の前の情景を享受するのみの時間になっていて、能動的に何か行動を起こす(この場合はシャッターを切る)のは非常に躊躇われる気持ちになります。特に鉄戸美桜門前亜里の『いちご水のグラス』は静かに見たい曲なので、いざ撮れるとなってもカメラを構えるのは勇気が要りました。この日の『いちご水のグラス』は前回以上に前半にギャグを盛り込み、ちょっとグダり気味になりつつも門前さんが留学することを告白した瞬間に空気が一変、間を置いて言葉を絞り出した鉄戸さんの演技で静寂に包まれて、本当に素晴らしかったです。ライブのほうも2人の歌声がとても綺麗で、すうっと胸に届いてきました。鉄戸さんも門前さんも素晴らしいし、この2人が描き出す世界の透明感、風と光と少女の共鳴に感動してしまいました。2人がいてこその劇団ハコムスなのだなと確信したし、門前さんが卒業したらどうなるのだろう…。


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 他の劇団ハコムスでは、菅沼もにか我妻桃実(ぽにょ)組はぽにょの表情がとにかく良くて、ぽにょをずっと見ていたくなります。ぽにょはぽにょぽにょしてて可愛いなあ。また、前回酒焼けしていた内山LPW珠希さんが今回は二日酔いから回復し、健全な女子会トークを繰り広げていました(健全とは?)。しかし、阿部かれんさんは高校1年生とは思えない大人っぽさで、そんな阿部さんが恋愛上級者的な仕草をすると、何が真実かわからなくなりますね。


 劇団ハコムスの後は残り1曲となり、さあ歌うぞとなったところでサプライズ。ハコムスの皆さんも知らなかったことらしく、スクリーンに映し出されたのは、新たにオリジナル曲が2曲作られるとのこと。それぞれ夏の曲で海曲と森曲と、コンセプトまで発表されました。オリジナル曲が増えるのはうれしいことです。みんなびっくりしすぎて、神岡実希さんなんて泣いてしまってて、ハコムスにかける想いが伝わってきますね…。


 最後は新曲でCoCo『夏の友達』でした。初めて聴いたのに一聴した瞬間大好きだと感じ、イントロのシンセフレーズから泣かしにきててやばかった…。


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 ライブ後の特典会は、ハコムス初の2レーンでの握手会で、全員と握手するにはこれまでの全員握手会よりも値段が2倍となってどうなるかと思いきや大盛況でしたね。みんなお金持ちだ。ちなみに自分も両レーン参加。ゆったり話せて、全員握手会よりもいいなと思いました。あまり気さくなお喋りも出来ずに緊張しすぎてしどろもどろになってしまったけれど、急かされない握手会は癖になりますね…。


 握手会では門前亜里さんからうれしい話をかなり一方的にお話しされて、こちらがうんうん頷くだけになって、そういう雰囲気になるとハコムスを見続けて結構時間が経ってきたのだなと実感します。自分の勝手な距離感のせいか、それとも門前さんがだんだんと大人になっているのか、以前のような畏れをそれほど感じなくなり、もしかしたら門前さん的にどのようなキャラならお客さんが喜んでくれるのかなと考えての振る舞いなのかと勘繰ってしまうのはちょっと申し訳ないですね。でもまあ、本当の門前さんなんてファンにはわかるわけないし、ステージだけ見てればいいわけで、そのあたりを気にしてもしょうがないことですが。笑ってくれるだけで幸せだし、ましてや優しい言葉なんてかけられたらもう感謝しかないわけで、何を求めているんでしょ自分は…。


 にしても卒業を発表してからの門前亜里さんの人気にはすさまじいものがあります。他のメンバーが少し不憫に思えてくるほどの圧倒的な人気。ここで人気が出ようが出なかろうが関係なく門前さんは辞めるので、どうしようもないことはどうしようもないですが、やっぱり潜在的な人気が卒業発表で爆発したのでしょうね。


 6月もいい公演でした。どうしたって門前亜里さんの卒業を考えてしまうし、それはしょうがないことだけど、公演中はあまりそこまで意識せずに観れたというか、ハコムスの今目の前のステージに集中させる力が強かったのだと思います。いつも以上にふんわりと、心と身体がゆらり別の世界に持っていかれるような、そんな感覚がありました。まさしく梅雨のひと時の休符。


 そして、日々成長しているハコムスがいました。これまでもハコムスは素晴らしかったですが、4月以降、ひとつひとつの公演でパフォーマンスが着実に良くなっている気がします。ちゃんとアイドルになってきているんだなーと。ボイトレを始めたり、門前亜里さんの卒業発表があったり、バスツアーがあったり、いろいろな出来事を経てステップアップしている今のハコムスがいて、そのきらめいている瞬間に遭遇出来ていることに感謝。ありがとう!!