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『ぼんとリンちゃん』

 同じ小林監督の『ももいろそらを』が大好きなので、期待して観に行って期待通りの面白さでした。異常なまでの長尺回しで途切れない会話劇。演劇のようです。会話の積み重ねによって心の奥底を突き詰めていく緊張感がたまりません。ぼんちゃんが考えて言葉にして、また戻って考えて言葉にしてるのを見てると、やはり考えるだけよりも言葉にして口に出すことではっきりしてくることはあるんですよね。BLワールドの濃さに引きがちなところを、傍観者目線で観客と同じ立場のJK2人組を配することで、適度な距離感が保てていたと思います。つか、だいじょばねえよ(笑)。悩んで迷って行きつ戻りつ、それでも答えを求めようとする若さが眩しい青春映画でした。