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1年ぶりのとしまえん、夏の夜のGo!Go!ぱわふる学園

 あれから1年。あっという間でしたね。1年前、としまえんでのGo!Go!ぱわふる学園が僕の夏の頂点でした。そんなとしまえんに再びGo!Go!ぱわふる学園が帰ってきました。今度は妹分のpeekabooを伴ってです。楽しかった。本当に楽しかったです。としまえんは期待を裏切りません。前日前々日の雷雨で天候が心配でしたが、当日は雨も降らず、涼しい風が時折吹く中でライブを見ることができました。
 まずはpeekabooのライブで、peekabooも全員可愛いし、曲も夏らしさと可愛さが高めあって、もう学級崩壊しているぱわ学をアイドルとして追い越してるような勢いを感じます。そしてぱわ学。新衣装よかったですよ。それぞれのメンバーカラーと、メンバー別のモチーフを取り入れた可愛らしい衣装でした。夏目あおいさんのスカートにひまわりなどの花がたくさん付いていて、それが夏目さんに相応しく、とても夏少女らしかったです。ライブも1曲目が「report!」で、僕がいちばん好きな曲なので、その時点で最高の最高の最高。彼女達も慣れてる曲なので表情が柔らかく、楽しんでいる感じが伝わってきました。そしてサプライズと事前にアナウンスして、それだとまったくサプライズじゃないんですが、カバーでAKB48の「Everyday カチューシャ」を歌ってくれました。直前のMCで夏目さんが髪飾りのリボンをカチューシャに変えて、その細かすぎる直しは必要なのかとツッコミそうになりつつ、しかし、そのカチューシャは必要だったんですね。先日の制服向上委員会とのイベントで制服向上委員会の曲をカバーしたときのほとんど歌えてない体たらくに今回も心配しましたが、いざ始まるとちゃんと歌えてちゃんと踊れてました。むしろ新曲「戦上戦下恋我独走」より歌えてて、さすが天下のAKB48だと見直しました。ぱわ学のライブはいつもグダグダで、ぱわ学に関しては歌って踊れたから何なんだという、アイドルの本分に対する無意味さはあります。でも歌声が夏の空気を伝わってこちらまで響いてきたってのが最高です。ホント、スピーカーからぱわ学のみなさんの歌声が聴こえるんですよ。いつもは感じないその生々しさにびっくりしました。選曲はどうあれ、ちゃんと歌ってるのが聴けるというのは素晴らしいです。みなさん楽しそうだし。歌っている最中にマイクが歌声だけじゃなく「ウフフ、ウフフ」という声まで拾っているんですよ。それ、歌ってないじゃんと言いたくもなるけど、そういう歌声以外の声、コールという意味じゃなく、不意に出る女の子の声が聴こえてくるライブっていいなと思いました。もうね、そこまで歌にも踊りにも何かを望んでいないし、ただ笑ってくれるだけでいいんです。歌い終わった後に、みんな家で練習したんですよと興奮した声で言い、すかさず集まって合わせたりもしたとフォローが入りましたが、事務所主導でレッスンしている感じでないのが丸わかりで、学級だけでなく他も崩壊してるアイドルの様相です。全員で振り合わせをしたといってもビルのガラスを鏡にしたストリートスタイルのレッスンでしょ。これぞ都会のアイドル、強かに生きてますね。あと口々にみんながんばったんですよ、とかいかにも褒めて! って感じで言うんですが、正直それは聞きたくなかったです。そこ違うんだよ。あなた達がそう言えば言うほど惨めになるから、もっと気高くあってほしい。無理かな。
 1年前と何か変わってるかと問われれば、何も変わっていないんじゃないか、少なくとも僕には変わってないように見えました。この1年は何だったんだろうなあという思いもあります。あまり彼女達にコミットしていないので、もしかしたら深く接している人達には彼女達の変化が届いているのかもしれません。僕には近過ぎる距離は苦手だし、一歩引いて見てしまいがちなのですが、ただ、近くなくてもこれまでぱわ学を好きな気持ちの糸はピンと張られていて、今もそれは切れていません。でも、もうそろそろかなあという不安はあります。信じれる何かがぱわ学との間にあれば、ね。それにはもっと近づいたほうがよいのでしょうか。最近は、いつもこれが僕にとって最後のぱわ学だという気持ちで見ています。楽しかったことは間違いないですし、楽しい反面、いろいろと考えてしまったとしまえんでもありました。
 そんな思うことはたくさんあっても、野外でのライブは最高です。自然光の下では、いつものライブハウスでのライブでは見られないような機微を無数に散りばめた、視界がオーバーフローするようなきらめきがありました。すべて受け止めきれない。こんな彼女達を見ていると、僕なんか置いてけぼりにしてもっと高く高く飛んでいってほしいと思います。ぱわ学は、アイドルなんだけどアイドルじゃないような、ふと単純に会いたくなるような気にもなるし、遠くから眺めているのも和むし、共にいる時間が長くなれば長くなるほど不思議な存在です。今の空気は絶妙な塩梅の上で成り立っていて、崩してほしくはないけど、たくさんの人に知ってもらうためには変化も必要なはずで、こればかりは難しいです。僕がどうこう言える立場でもないですしね。僕は笑ってる顔が見れれば、それだけでよいです。楽しいとしまえん、楽しい夏でした。夏が終わった。