田崎あさひ@タワレコ渋谷(20130407)

 先日の℃-uteゲキハロがきっかけとなって、今俄然ハロプロにハマっています。楽しい。初期衝動で何見ても楽しいです。Berryz工房℃-uteをメインに数年ぶりのハロプロをいろいろ再学習しているんですけど、たまたま見たPVがすごくかっこよくて、それが田崎あさひさんでした。SATOYAMAというDASH村みたいなプロジェクトから産まれたシンガーらしいです。PVを見るとピアノを弾きながら歌っています。ピアノなら真野恵里菜さんもやってましたが、彼女は中腰で立ちながらピアノと向かい、鍵盤叩きながら歌います。これがかっこいいんです。いや、もちろんPVだからカメラ使いとか演出とかでかっこよく見せてるんだろうと、実際にライブ見たらそれほどでもないんじゃないのかなとか穿っていましたが、本物はさらにすごかったです。というわけで、ちょうどタイミングよくタワレコ渋谷で田崎さんのインストアライブが開かれたので行ってきました。運よく前のほうで見れて、本当にかっこよかったです。ハロプロと言われなければハロプロだとわからないまともさ(?)があって、むしろハロプロでやる意味がわかりません。腰の重心を落として足を前後に大きく開いた姿が凛々しくて、まるで侍のようです。ただ、そういう戦闘的なスタイルだけでなく、しっとりと聞かせる曲も素晴らしかったです。自身のセカンドシングル「サクラ時計」と、この季節に合わせて歌ってくれた福山雅治「桜坂」のカバー。田崎さんは長崎出身で福山雅治とは同郷なんですね。「桜坂」よかったです。この日記はどちらかというと対象の勢いだけを感じ取ってそこから書いているので、もしかしたらまだ荒削りな部分もたくさんあるのかもしれません。けどそこにはテクニックで隠そうとしない、隠せないだけかもしれない潔さがあって、若さ、この時期から連想される若葉感に溢れていました。女の子がピアノに気持ちをぶつけて放たれる清冽な気のようなものは最高ですね。