ももいろクローバーZ@東京タワー(20110731)

 東京タワーフリーライブの数日前、ナタリーの前山田インタビューでももクロ古参は6人オレンジノートの音源持ってるからBARには5人ver収録したとも受け取れる文章が載っていて、それがきっかけとなって自分の中のオレンジノートについて整理しました。それで、6人は6人、5人は5人で、今更音源で6人verを聴けてもどうしようもない。僕がいちばん好きなのはライブで体験したオレンジノートで、音源ではその代わりとならないという結論に至りました。
 東京タワーの前々日の金曜日、テレ朝でのBAR手売り会に行きました。久しぶりに間近で見たももクロちゃんはやはり最高に可愛くて、なんだかんだいろいろ思うところあっても彼女達のことが大好きなんだなと再確認しました。
 東京タワーの前日、恵比寿の盆踊りの後にこれまでももクロちゃんを一緒に見てきた友人達と飲みました。Twitterなどで言葉には出さずとも、今もみんないろいろな思いでももクロちゃんを見ていることがわかって本当にうれしかった。素晴らしい友人達と出会えて幸せだと実感しました。
 このような流れを経て東京タワーを迎えました。東京タワーでのフリーライブは音も大きく楽しいライブでした。そしてオレンジノートが始まったとき、この数日間はこのときのためにあったのだと思いました。これまでを清算し、やっと今と向き合える予感がする、そんなオレンジノートの始まりでした。会場の後ろのほうで佇みながらステージ上の小さいももクロちゃんを見つめて、僕は今歌われてるこのオレンジノートが好きだなと、曲に心が共鳴しようとした瞬間、音が途切れました。突然放り出されたような感覚になって悲しくなった。音と一緒に心も途切れ、アカペラも耳に入りませんでした。ほとんどの人はあのアカペラのオレンジノートを絶賛するだろうし、それを否定することはできないけど、僕にはこの日までの大切な流れがあって、そしてオレンジノートが素晴らしいものとなる予感がしたから、途切れてとても悲しかった。ただそれだけです。