南波志帆@音霊「やさしさに包まれたなら」(20110711)


 他の出演者は奥華子つじあやの、ふくい舞、熊木杏里、まきちゃんぐ、安田奈央。オープニングアクトで安田奈央さんが歌って、本編1番手として南波さん登場。ドラムとギターに無人のキーボードのセット。おやおや?

  • スローモーション
  • プールの青は嘘の青
  • 光の街
  • 自己紹介をするよ(弾き語り)
  • こえをきかせて

 パーカッション多めで夏らしい雰囲気。「スローモーション」から「プールの青は嘘の青」の流れが最高で夏だなあと思いました。ただ、次の弾き語りが…。緊張してたのかな…。選曲のせいもあるのか、全体的にフワフワした感じがあって、ここ最近あった歌の力強さは感じられませんでした。ちょっと昔の南波さんぽかったです。髪型も斜め縛りだったし。MCで南波志帆知ってる人は?と挙手させたんですけど、意外と少なくて結構がっくしきました。ジャンル違うのかな。確かに他は自分で作詞作曲してそれを歌い上げる人達で、南波さんは作詞作曲してくれる人がいて、バンドがいて、その歌い手としての色が強いから、違うといえば違うんですけどね。でも最終的に表現されて伝わってくる音楽は似ていると思ってしまうのは浅い考えなのかな。
 他の出演者で印象に残ったのはつじあやのさんと奥華子さん。つじあやのは「風になる」とカバーで「頼りない天使」を歌ってくれて、知ってる曲だけに聴けてうれしかったです。「頼りない天使」の口笛よかったなあ。でもやはりこの日すごかったのは奥華子でした。さすがです。僕ですら「ガーネット」で泣きそうになったし。1曲歌うごとに周りの女性客が代わる代わる泣き出すという光景を見せつけられてホントすごいと思いました。前に座ってた母娘の親子は曲紹介する度に手を取り合って喜んでたし、愛されてるってこういうことなんだな。歌のパワーが違ったわ。
 ライブも海も楽しかった。もうね、この日で夏をすべて満喫した気分です。夏の海最高。そしてつじあやの奥華子と並んだんだから、南波さんも夏の映画の主題歌を歌いましょう!