ザンジバルナイト@日比谷野外音楽堂(20110417)

 初ももいろクローバーZ。この日は対外戦。相手はロックンロール。初ももクロZのドキドキよりも野外ライブのワクワクが上回ってた。いろんなタイプのお客さんがいて、ももクロZファンもそこそこいた。直前の神聖かまってちゃんがいろんな意味でスベりまくって完璧な前フリを用意してくれました。後はももクロちゃんがいつも通りのパフォーマンスをするだけ。ももクロちゃんじゃなかった、ももクロZちゃんです。ステージに登場したZちゃんは、前日に水木一郎から伝授されたらしいももクロZの自己紹介を披露。そして夏菜子がステージ滑りやすいから靴脱いじゃうZと宣言。いきなり履いていた黒のブーツを脱ぎ始めました。Zちゃん達裸足だよ。やばいよ。地面と足が直に接触している。野外で裸足。Zちゃんは純真無垢な少女を全身で表現していた。ストレッチ感覚でジャンプし始めたしおりんや有安の表情が最高に気持ちいい。今まで鳥籠に囚われてて、やっと自由に翼広げられた的な爽快感やばい。夏菜子いつも以上に目がギラギラしてるし、おまえコロシアムの猛獣かよ。裸足最高だね。スラッと伸びた白い足が眩しい。しかも見上げれば青空。春だよ、Zちゃん。靴と共に完全に過去振り切ったでしょ。

歌う前にテンションマックスになっちゃったので、もう何歌っても最高だよね状態。セットリストはロック相手のわかりやすい流れ。ごちゃごちゃ言ってもしょうがないでしょ。あかりんのパートはみんなでカバーしてて、初めて聴いた人にはそれが最初からそうであるような完璧さだったと思う。僕は夏菜子の「狙った獲物は逃さない」で吹き出してしまったけど。パフォーマンス云々よりも裸足の衝撃がすごかった。裸足であることで、尚更ももクロの生で見る力強さを感じた。ももクロじゃなくてももクロZです。自己紹介せずに連続4曲、あっという間だった。一気に歌ってサラッと去っていって、その濁りの無さにスカっとする。初ももクロZ楽しかったです。
 ザンジバルナイト最後まで見たけど、とにかく難波章浩と斎藤和義が別格だった。すごい。まだまだ上には上がいるよ。最後のアンコール「歩いて帰ろう」が本当によかった。Zちゃん、次は君達だけで野音埋めようよ。