ももいろクローバー@Zepp Tokyo(20110306)

 3部だけ行く。指定席で椅子は出ているものの広いZepp Tokyoが満員。ももクロちゃんはアメリカンな私服っぽい衣装で登場。

 まず、あかりんの声が出てない。1日3公演やってればそりゃねえ。そこで本人も真面目だから頑張ろうとするしさ。でもなあ、なんかそういうふうな状況に追い込んで盛り上げようとする意図を感じてしまった。考え過ぎですかね。声が嗄れているにもかかわらず、Believeでは芯があって力強いラップ見せてくれてかっこよかったです。言葉ひとつひとつへの魂のぶつけ方が以前とは格段に違う。最近あかりんのラップが鋭く冴え過ぎてて怖いね。ホント辞めるのもったいない。
 3曲2曲3曲とぶつ切りだったけど、1日3公演ならしょうがない。まさか2日連続で未来聴けるとは思ってなかったので激アガり。僕の興奮とは正反対に周りのお客さんは静まり返ってた。ちょっと悲しくなったけど、周りがどう評価しようが僕は未来が大好きです。2日連続であかりんジャンプ。Zeppで聴く未来最高。
 アンコールでももクロちゃん出てきて、実は準備して待ってたとかアンコールのセットリストもあるとか言ってたけどそれ要らないです。そんなこと誰だってわかってるし、でもそこは隠す約束でしょ。そういう裏側見せられるとアンコールしたくなくなる。しっかり演じていこうよ。むしろそのうち本当のアンコールを見たいとか言ってダブルアンコールする人も出てくるかもね。
 アンコール1曲目オレンジノート2番で泣き出すあかりん。それにつられて他のメンバーも自然と感極まってくる。既視感ありまくりだけど、何度見ても胸を締めつけられるものがある。ももクロちゃんは今の混沌として急加速していく状況の中で精一杯頑張ってるよ。あの空を歌い終わった後にみんな涙を浮かべつつ抱き合ってるのを見ると、いろいろなことを乗り越えた末の今があって、これからもこの6人で続けていけたらなあと思うんだけど、実際は中野があかりんの最後で、この過去最高の勢いがある今を思うととても切ない。でも、この勢いは、あかりんが脱退することに対してメンバー全員が不安に負けないように中野まで全力で駆け上がっていこうという姿勢が生んだものだと思うし、そしてなによりあかりんが脱退を決心して吹っ切れたからだと思う。その終わりがある刹那的な輝きがとても眩しい。
 ライブ終わって握手するつもりなかったけど、こんないいライブ見せてもらって一言だけでも感想伝えたかったので握手会に参加。最近定番の高速握手で本当に一言しか言えなかったけど、とりあえずライブ楽しかったと伝えられたので満足。あかりんにもBelieveのラップかっこよかったと言えた。握手はほんのおまけ、ライブで魅せるももクロちゃんのかっこよさが存分に見れて楽しかったです。ももクロちゃん、ありがとうございました。

泣きはじめが「オレンジノート」の「5月の風が差し込む」のとこって、もうなんか……。6月初披露のこの曲がついぞ5月に6人で歌われることはないのかと思うと、ねえ……
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歌い終わりで「しっかりしろよ」みたいにあかりの背中を突くあーりんがかっこよかった。グズグズ泣いてるあかりなんて見たくないよ。
Twitter / sakotista: 歌い終わりで「しっかりしろよ」みたいにあかりの背中を突くあー ...
泣いてるあかりんにかなこが『(バカ)』って口の動き読み取っただけでもう…ね…
Twitter / UKH_29: 泣いてるあかりんにかなこが『(バカ)』って口の動き読み取った ...