ももいろクローバー@フロム中武立川(20110305)

  • 1部

 今回も花道サブステありの国立川祭り。女性席後ろの立ち最前。前回1部と同様にももパンサビをアカペラで歌ってからのももクロダッシュ。ももパンも楽しかったし、未来を聴けて最高に楽しかった。春の始まりを告げるような陽気で、青すぎる青空の下、一致団結して未来へ進む希望に満ちた歌を歌われたら、そこにはもう夢が叶う姿しか見えない。久しぶりに2番サビ前のあかりんジャンプを一緒にしたよ。未来はいろんな思い出が詰まっていて、ももクロの中でも特別な曲。この日、その思い出にページがまたひとつ追加された。未来では、客席の外周を回るようにメンバーがリヤカーに乗って歌いながら移動。冷静に見ちゃうと滑稽なんだけど、それをなんとか大きな会場でのライブっぽくかっこよく全力で見せようとしてるから、その心意気が大好き。立川ではももクロ側の遊び心がとてもいい方向に作用している。前回の反省を踏まえたのか、花道とサブステにもメインステージと同じ高さの足場が組まれて後ろからも見えるようになってて、前回のように花道降りたら何も見えなくなったというようなことはなくなったと思う。ただ、花道の幅が狭くメンバーが落ちないように足下を注意しながら踊ってたので、パフォーマンスへの集中力には多少ムラがあった感じ。でも、やっぱりアイドルは見上げてなんぼだよ。見上げるから憧れるんだよ。花道に来たときのみんなの表情が可愛くて素晴らしすぎた。オレンジノートイントロでのあかりんの、他人のマイクを使って歌うことへのなんとも言えないむずかゆさが顔から伝わってきて、そのふにゃふにゃした表情が超可愛いわ。最高だね。オレンジノートからの走れ!、立川の空は5月の空になったよ。ももクロの想いが超新星爆発の瞬間のように凝縮された素晴らしい流れです。野外、青空、大音量という、ただただ多幸感しか生まれない環境で、ももクロの晴れやかな笑顔が歌とダンスで奔放にほとばしり、それを間近で受け取れたのがこの上もなく幸せ。自分としては、未来オレンジ走れを歌ってくれたので大満足です。立川マジ最高。

  • 2部

 1部と同じステージ構成で、自分も1部とほぼ同じポジション。1曲目スーパーガールで既に完璧。MCでの夏菜子ちゃんの効果音。極限に挑むBelieveのあかりラップ。リヤカーからの爆レス祭り。きみゆきでのあーりんのお尻の振りの完璧さ。ツヨクでのあかりんからの指差し。ずっと楽しい時間だった。あかりん指差しは脳内と言われればそれまでなんだけど、女性席を越えてメインステージから貫いてきた指先からのパワーは脳内で片付けられないものを感じた。凝ったステージでの変則的なフォーメーションで、どこで指差し来るかわからない中で偶然あかりんから受け取れたのは、表層には上がってこない無意識の側でなにかわかり合えるものがあるからだと思った。まあ、たまたま伸ばした指の先に僕が立っていたに過ぎないんだけど、でもその偶然は単純な偶然ではなく、今までのあかりんとの時間の末の巡り合わせだと思いたい。そう思わないと生きていけない。握手ではすれ違いの連続だけど、核心の部分ではわかり合えてると信じている。二人ともひねくれてるからね。言葉に変えなきゃわかんないとはオレンジノートの歌詞だけど、そんなことはないんじゃないだろうか。言葉にならない部分、言葉に収まりきらない部分、無音な空白に大事なものがきっとあるはず。それがふとした瞬間、雷のように遠く離れた指先から指先に伝わり、気付かない気持ちに光が当たることもあるかもしれない。そんなことをあかりんの指差しを思い出しつつ考えた。単に離れたところからの指差しがうれしかっただけです。えぇ、相当残念なことは自分でもわかってます。ともかくとして立川のライブに外れなし。楽しかった。青空の下のももクロちゃん、みんな可愛かったなあ。