ももいろクローバー@石丸(20101009)

 雨の中並んで整理番号はなんとか2桁台。座席は5列目中央。ももクロちゃんがちゃんと見れる位置なのでピンキージョーンズが楽しみ。

1曲目のココナツはやっぱり好きになれない。サビがダサ過ぎてダメ。それよりもあかりんのショートボブ。続けてピンキージョーンズ。僕にとっては初めてのライブ披露。一言で言うと最高だった。イントロでは有安が本気ダンス。気合入ってる有安を見ると高まる。サビはガニ股ダンスは微妙なんだけど、次の連続チョップの突進力がやばい。夏菜子ちゃんの後ろに隠れて見えない有安が残念。見所のメンバーの名前を織り込んだ部分は複雑なパート割り。そこから夏菜子ちゃんのカポエラ。高く蹴り上げる夏菜子ちゃんの抜群の身体能力に、これこそがももクロちゃんだと思った。最後のサビはあーりんセンターで、そこのあーりんがとても美しい。振りの激しい連続チョップでも指先がピンと揃っていて、その細部にまで神経が行き届いているダンスが見ていて快感。れにちゃんのような自分らしさを過度に加えたダンスもいいけど、振り付けのお手本をそのまま自分流にしてしまったような、このあーりんの真正直なダンスが大好き。その後は自己紹介を挟んで3曲連続ライブ。キミとセカイは直前のピンキージョーンズがあまりにも最高だったので凡曲感は否めず。ワーズでは有安が紙に描いた手袋で紙ヒコーキを折ろうとしてたけど途中で断念。怪盗少女は夏菜子ちゃんがすごかった。狙い撃ちで白目剥いてたし、とにかく視線の強さがハンパない。確実にヲタを射抜いてた。いちばん汗かいて前髪乱れさせながらパフォーマンスしてて、夏菜子ちゃんはやっぱりライブなんだなと実感した。アンコールは走れ!と再びピンキージョーンズ。また有安が走れ!で感極まってる。今日も有安は全力で、最近はずっといい有安なので見てるのがとても楽しい。ピンキージョーンズは1回目見たときに即もう1回見たいと思ったほどだったので、アンコールでまたやってくれたのが本当にうれしかった。サビの連続チョップがとにかくかっこいい。ももクロちゃんの気合いが今まで以上に迫ってくる。あと、夏菜子ちゃんの「情熱!」が最高にバカ過ぎてやばい。いつもはエモい表情で魅了する夏菜子ちゃんが、無理して可愛い顔をして腰をクネっとするから笑わないほうが不可能。最後の挨拶ではれにちゃんが唐突にチャパ語で挨拶。ふとしたエアポケットに突然切り込んできたれにちゃんの感性に、これがももクロちゃんだよなと幸せな気持ちになる。それを仕切るあかりんのMCもやたらと上手になってて、着実に成長してるんだなと実感。
 座席がよかったからだけど最高のライブだった。コールがうるさいとか、コールでしおりんパートが聴こえないとかいろいろ不満はある。ライブ以外でもエロアニメとかエロいPVとか不満はある。だけどそれとは別に、この日のライブではももクロちゃんの気合いはしっかり伝わってきたし、ももクロちゃん自身は真っ直ぐに走っていると確信できた。こういうライブを毎回見ていたい。ももクロちゃん、最高のライブありがとうございました。