ももいろクローバー@LABI高崎(20100717)

 今のももいろクローバーを語るには外せないにもかかわらず、既に忘れ去られて久しい言葉、家電アイドル。去年の今頃、ももいろクローバーは家電アイドルとして全国のヤマダ電機を週末ETC1000円で駆け回ってました。そのももいろクローバーのパフォーマンスを飛躍的に高めた源流の地、ヤマダ電機にももクロちゃんが帰ってきました。場所はももいろタイフーンのツアースタート地のLABI高崎。去年は座席のお客さんもまばらで後ろはガラガラの状況。それが今回は満席に立ち見の盛況ぶりです。大きくなって帰ってきたももクロちゃんにヤマダ電機の店員も手を取り合って喜んでいます。そんなももクロちゃんのある意味凱旋ライブはというと、う〜ん、普通。可もなく不可もなく。初見の人は楽しめたと思う。だけど、ももクロちゃんに深入りしすぎて過大な期待ばかりしている自分には物足りなかった。握手とかチェキに以前ほど興味を持てなくなった自分には、とにかくライブがすべてなんです。ライブが楽しければいいんです。というわけで高崎は消化不良になるかと思われたんだけど、握手会とチェキ撮影が終わり最後の挨拶になったときに、サプライズで歌われた「全力少女」がとてもよかったのでなんとか持ち応えた。全力少女は楽しいなあ。あの全力少女の高まりが本編ライブでもあればよかったんだけど、それがどうして生まれないのかわからない。ももクロちゃん側の問題なのか、お客さん側の問題なのか。明らかにお客さんが少なくなってた全力少女のほうが本編ライブより盛り上がってた。うーん。
 本編ライブは全5曲と最近の感覚では少なめ。そのぶん握手会とチェキで楽しんでくださいねという趣向。衣装の髪飾りがMJスタイルで豪華さ倍増。自分は握手会に参加。久しぶりの握手だったけど、みんなそれぞれよかった。どうでもいいことを話す握手で僕は満足です。ももクロちゃんが力を注ぐべきはもっと新しいファンを増やすことなので、初めての人との握手でギュッとハートを掴んでください。最後にハイタッチで終了。久しぶりの生ももクロちゃんだったので多少不満があったとしても楽しかった。