手紙について

 最近手紙(ファンレター)を書くことが多いです。ももクロちゃんに手紙をよく書いてます。ももクロちゃんの全国ツアーはだいたい1日3回まわしで、まずイベ開始前に書いた手紙を1回目の握手で渡します。そして1回目と2回目の感想の手紙を3回目の握手で渡します。自分でもちょっと手紙書き過ぎじゃないかなと思うときがあります。でも書きたいことはいっぱいあって、これはいったいどうしてしまったんだろうか。
 僕がまだベリキューヲタだった頃(ん?)、手紙を書こうなんて思ったことはほとんどなく、書いたのは夏焼雅さんの誕生日のとき1回だけです。それには、手紙を出してもメンバーには届いてないかもしれないという諦めもあったわけだけど、何を書いていいかわからない、手紙で伝えたいことがない、というのが書かない本当の理由だったりしました。周りではAKBヲタがせっせと手紙を書いているのを目にし、どうしてそこまで書くことがあるのだろうと不思議で仕方ありませんでした。
 そんな状況が、ももクロちゃんを好きになってから、正確にはももクロちゃんの全国ツアーが始まってから一変しました。ももクロちゃんの全国ツアーは、CDを予約すれば握手ができます。だから僕も握手します。だけど、握手で自分の気持ちをしっかり伝えられたことはほとんどありません。話したいこと、伝えたいことはいっぱいあるのに、いざももクロちゃんの前に行くと、何も出来なくなってしまいます。本当に握手は苦手です。そんな握手を繰り返していると、伝えたくても伝えられないものがどんどん溜まって重くなってきます。ということで、少しでも気持ちをすっきりさせたいから、手紙を書く行為に至るわけです。握手とは違って手紙は落ち着いて書けるし、相手にも落ち着いて読んでほしい。出来ることなら、喫茶店で好きなメンバーとお茶でも飲みながら静かな時間を過ごしたいです。それが無理だから、独り喫茶店で向かいの席に好きなメンバーが座っているところを妄想しながら手紙を書くという倒錯に浸っていて、まあそれはそれで濃密な時間だったりします。今は以前と違って、手紙を書くことが好きです。レターセットも持ち歩くようになりました。だから、これはこれでいいんじゃないかなと思っています。