MOE-K-MCZ@渋谷no style(4月26日)

 同じ渋谷のNHKホールで行われているAKB48のコンサートを会場推ししてから道玄坂にあるクラブに向かいました。今回はTwitterで知り合ったトーニャハーディング氏が主催するイベントcajonMOE-K-MCZがゲスト出演するというので行ってきました。初MOE-K-MCZです。地下への階段を降り、重い扉を開けると、中から地鳴りのようなビートが響いてきます。薄暗くて狭い店内を縫うように奥に進むとDJブースがある広いといってもそんなに広くないフロアに辿り着きました。壁一面のスピーカーからは名前の知らないテクノが流れています。いかにもクラブ通い慣れした人々に緊張しながら、ライブが始まるまでどうしようかとウロウロしてたら、いきなり声を掛けられました。白いMOE-KのTシャツを着た彼はようこそと挨拶し、トーニャハーディングと名乗りました。彼は穏やかな笑顔で℃-uteの魅力について語り始め、今日は楽しんでいってくださいと優しく迎えてくれました。ミックスを聴いたり飲み物を飲んだりしながらブラブラしてると、だんだん人が集まってきました。MOE-Kのライブが始まるときには、フロアには30人ぐらいが集まったでしょうか。それだけの人数でもフロアは結構いっぱいです。どこで歌うんだろうと思ったら同じフロアで歌うとか(笑)。自分は2列目辺りで見てたんですが、後ろの人達は小柄な彼女達を見れたんだろうか。プロデューサーであるEチケがDJブースに陣取りライブのスタートです。MOE-K-MCZは3MC1DJのガールズラップユニット。ただ現在は1人お休み中で、MCはYUIちゃんとAOIちゃんの2人だけです。YUIちゃんが妹キャラで、AOIちゃんは強気系な感じです。そんなライブは最初から超大盛り上がり。最前に固まったMOE-K必死系(約5人)が暴れまくります。こっちもどんどんテンションが上がってきます。やっぱりガールズラップはいいなあ、といきたいんですが、なんかAOIちゃんのマイクの調子が悪い。いろいろあってフロアが一気に熱くなったところで彼女達の代表曲「ねえお兄ちゃん!」です。「ねえお兄ちゃん」という掛け声の最後にフロアのみんなで「好き〜」と大合唱。楽しすぎます。MOE-Kの曲はどれもノリのいいオールドスクールで、所々にビースティーズからの引用があったり、聴いていてとても楽しくなります。そしてMOE-Kといえばもうひとつの代表曲「MAGICPARTY」です。「ねえお兄ちゃん!」に引いちゃう人もこれは盛り上がらずにはいられないはず。強烈なガールズラップが炸裂します。2人の絶妙な掛け合い、繰り出されるライムの鋭さ、地下アイドルで終わらせるにはもったいないです。AOIちゃんのマイクの不調はあったけど、最高に楽しいライブでした。終演後、勢いでTシャツも購入しました。初めて来たと言ったら、AOIちゃんに初めてのライブがこんなミスだらけですみませんと謝られました。AOIちゃんいい子! まだまだちっちゃなシーンだけどMOE-Kの現場はめっちゃ熱いですよ。それになんといってもライブが楽しい。これに尽きます。次の現場はどこですか!?