ハコムス楽曲マイベストテン

 ハコイリ♡ムスメが12月25日にハコヒットテンという、ファンの投票による人気上位曲を歌う公演を開催します。そのためにツイッターではただいま絶賛投票受付中です。それまではライブやリリイベ会場でもらえる用紙に書いて投票だったのですが、ここにきてツイッターでも投票できるというので一気に敷居が下がりました。



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DISCOGRAPHY | ハコイリムスメ(ハコムス)公式サイト


 というわけで、このタイミングに乗じて私も好きなハコムス曲をまとめてみようと思います。ハコムスの歌う曲に嫌いな曲はひとつもないので迷いに迷って10曲選んでみました(しかし歌いすぎて飽きてる曲はある…)。選曲は思い入れよりもライブでこの曲を歌ってくれると来てよかったなと思える曲を中心に。

  1. 斉藤由貴『いちご水のグラス』
  2. 斉藤由貴『ストローハットの夏想い』
  3. CoCo『夏の友達』
  4. ハコイリ♡ムスメ『微笑みと春のワンピース』
  5. 三浦理恵子『約束のポニーテール』
  6. 斉藤由貴『少女時代』
  7. アイドリング!!!『レモンドロップ』
  8. 上田愛美『なかよし』
  9. Qlair『スノーブーツのwish』
  10. Qlair『泣かないでエンジェル』


 無理、10曲に絞れないわ……。というか、1位完全に思い入れでは…。以下、1曲ずつコメント。


Qlair『泣かないでエンジェル』
 2015夏曲なんですが、そのときはあまり記憶になくて、この秋のリリイベで何回か聴いて好きになってきたという感じ。


Qlair『スノーブーツのwish』
 『ホワイトラビットからのメッセージ』と迷ったけどこちら。これを聴くと冬の訪れを感じます。雪降る街の静けさを感じさせる歌も、間奏の雪合戦も好き。


上田愛美『なかよし』
 青臭くて純朴すぎる歌詞でもアイドルが歌うと何故か胸を打つことを、この曲がライブで歌われる度に思う。
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アイドリング!!!『レモンドロップ』
 また夏が来るんですよ!! 初夏のキラキラが眩しすぎる。新人公演で歌って、最後1列になって前に進んでくるシーンが最高だった。しかし、門前さんとの2度目の夏は来なかったー(泣)


斉藤由貴『少女時代』
 あまり歌詞に重きを置かない聴き方をする私ですが、この曲は2番歌い出しの「あぁ、金色に輝いた少女達」が好きです。秋の陽と紅葉に照らされたハコムスの姿が見える。


三浦理恵子『約束のポニーテール』
 サビの背をちょっと屈める振付が好き。ポニーテールの阿部かれんさんがこの曲を歌うと最強の美少女感がすごい。阿部ちゃんの曲。


ハコイリ♡ムスメ『微笑みと春のワンピース』
 これだけは思い入れかな。やっぱりハコムス初めてのオリジナル曲ですし、オリジナル曲の中でもいちばん好き。メンバーの入れ替わりと共に大サビのソロを歌い継いでいくのがハコムスの歴史と重なる。あと、メンバーがこの曲を初めて知らされたときの動画が今見てもエモい。
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CoCo『夏の友達』
 こういうキラキラに私は弱いのです。最高。あまり歌われないので、歌ってくれたときのうれしさがハコムス曲の中でいちばん大きいかもしれない。


斉藤由貴『ストローハットの夏想い』
 私もこの曲が大好きだし、鉄戸さんもこの曲が好き。両想い最高では。夏だけど華やかではなく、静かな午後を思わせる穏やかさが私は大好きです。


斉藤由貴『いちご水のグラス』
 どうしても1曲だけとしたらこれでしょうか。思い出しただけで胸いっぱいになる。私の好きな『いちご水のグラス』は門前亜里さんと鉄戸美桜さんの2人による『いちご水のグラス』なので、記憶の中のメロディーに耳を傾けるだけです。門前さんの卒業公演で門前さんがピアノを弾きながらのこの曲が本当に素晴らしかった。新しい2人でこの曲が聴ける機会がいつか来るのだろうか。




 10曲選ぶの難しかった…。好きな曲が多すぎる。なのでハコヒットテンで何歌われても納得しそうな気がする。ハコムスはオリジナル曲もカバー曲も曲の雰囲気が統一されているからいいですよね。いつまでもこの世界観を守り続けてほしいな。

CDリリースで勢いづいているハコムスが今楽しい

 タイトルのとおりです。最近ハコイリ♡ムスメがとても楽しい。いや以前から楽しいのはそのとおりなのだけど、改めて何か書きたくなるほど今のハコムスは楽しい。まさか倦怠期だったのだろうか…(このブログも乃木坂欅坂のことを書くことが多くなったし…)。


 ハコイリ♡ムスメは80年代90年代の古き良きアイドルソングをカバーするアイドルとして2014年夏に結成されました。メンバーの入れ替わりがあったり、カバーしている曲の雰囲気を踏襲しているオリジナル曲を作ってもらったりしながら2年とちょっと活動してきて、そしてこの秋、ハコムスはタワレコの新しいレーベル「PENGUIN DISC」に所属してCDをリリースすることになりました。初の全国流通されるCDです。収録される曲はすべてオリジナル曲。昔のアイドルソングを今に甦らすアイドルとして出発したハコムスがとうとう自分達だけの曲のCDを作って全国に届けるところまで来れたことが感慨深い。おめでとうございます。


 その11月22日発売のCD『ハコいっぱいのプレゼント』を引っさげて、ハコムスはただいま絶賛リリースイベントのツアー中です。主に東京とその周辺の関東近郊でのリリイベばかりだけど、今週はほぼ毎日リリイベを開催しています(平日は行けなくて申し訳ない)。そうやって連日ライブしているとメンバーも自然と経験を積んでいくわけです。そんなリリイベツアーの最中の11月23日勤労感謝の日、活動拠点のAKIBAカルチャーズ劇場にてハコムス水曜定期公演『~少女たちの物語・失恋編~』が行われました。ここのところハコムスとはリリイベ会場のタワレコやショッピングモールで会うことが多かったので久しぶりの劇場公演。


 その公演が驚くぐらいとても素晴らしかった。やはりリリイベと劇場公演はまったく違うものだと思わされました。通りすがりの人もいるリリイベとは違い、外部のノイズが無い環境でのハコムスは、優しくこちらをハコムスの世界に導き入れてくれて、ハコムスの魅力が100%出るのは劇場でのライブだなと改めて実感させられた。リリイベは結局リリイベでしかないからね。あと音がいい(笑)。


 リリイベの経験が劇場公演に活かされているかは正直なところわからないけれど、リリイベを何回か見てきた上でちゃんとした会場でライブを見ると、ハコムスの魅力の輪郭がとても強くなったように感じられた。おそらくリリイベなどで自分達のことをよく知らないお客さんにハコムスの良さを届けようと頑張っているうちにこういう強さが出てきたのかなと思ったり。


 今年の4月に加入したメンバー3人もそれぞれ自分の持ち味を上手く出せるようになってきて、三者三様の良さを先輩に負けじとアピールしだしてきたのが、ハコムスがより面白くなってきた要因のひとつかなと思います。私は星里奈さんの歌が好きで、中学生という年頃に似つかわしくない憂いを帯びた歌声が秋という季節にとても合っていて、その歌声を聴いていると何もない遠い記憶があたかも存在したかのように甦ってくるようで良いです。『ハコいっぱいのプレゼント』Bメロの星さんが特にお気に入り。


 秋の夜長の物語に浸るように見れるハコムスは、少女の想いの歌い手として稀有な存在ではないかと思います。しんみりよいという幸福感。こういうのはハコムスでしか味わえない。ここまで穏やかで心安らぎながら見れるアイドルは今のシーンでは本当に珍しい(他に知ってたら教えてください)。光り物もコールもほぼ無いし、そういう謙虚さの中でしか生まれ得ない現場の雰囲気があって、私はそれが大好きです。ハコムスの作り出す場の空気が優しくていいんですよ。ライブ終わりで即寝たいぐらいの気持ちあるよ。


 という感じで今のハコムスはとてもよい雰囲気と勢いを持っています。リリイベもあと少し。この時期のリリイベというとももクロを思い出してメンバーが次々と倒れていくのがつらかった記憶があるのですが、ハコムスは完走できそうですね。がんばれー!



ハコイリムスメ「ハコいっぱいのプレゼント」MV






























欅坂46『二人セゾン』

 昨日このブログで『二人セゾン』のMV早く公開してほしいと書いたら本日公開された。私信か。曲のみの時点で既に大好きという『二人セゾン』だけど、MVがそれに輪をかけて素晴らしい。アイドルのもっとも美しい姿、動きがそこに収められていて、これほど心が充たされる5分間は早々無い。スタッフが本当に欅坂と真摯に向き合っているなというのが強く感じられて、そこで素晴らしい作品を作り上げることが出来るのは幸せなことだと思う。



欅坂46 『二人セゾン』


 これほどまでに完璧な映像を見せられると泣きたくなってくる。ツイッターでフォローしている乃木坂オタが乃木坂のどんなことでも泣くのを横目に見ながらさすがに泣きすぎでしょと思っていたが、いや泣くわ。最近自分も乃木坂や欅坂で泣きたくなるのわかってきた。尊いよ。気軽に尊さとか書くのは憚れるけど、年頃の女の子達が大きなプレッシャーの中、ステージに立ってスポットライトを浴びている姿は尊いと言うほかなくて、自然と泣きたくなってくる。


 バレエを基礎とした柔らかくしなやかなダンス、大勢で踊ることで生み出される迫力と調和、どこをとっても私の好きなシーンばかり。伸びやかなダンスから一転、間奏では平手友梨奈さんが激しく踊り、最後の音に合わせて昇りつめるような手が勢いを感じさせてとてもかっこいい。選抜というシステムが無くても、強く美しいものを表現出来るというのが本当に素晴らしく、救いになる。